しつけとは「教える」こと | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

スーパーに並べられたカート

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、しつけとは「教える」ことというお話です。

 

 

スーパーに買物に行った時に子供が周りの人に迷惑をかけないようにするにはどうすればいいのかというご相談を頂きました。

 

 

僕がよく行くスーパーでも、夕方になるとレジに行列ができています。ワーキングマザーなら、早く帰って夕食作りをしたいと焦ってしまうのでしょうね。

 

 

育休中のママなら、混雑時を避けて買い物に行くのでしょう。そんなときには、当然小さなお子様も一緒です。

 

 

子供は、家庭内と違ってスーパーは新しい世界ですから興味津々です。

 

 

1人で歩き回ったり、商品を勝手に触ってしまったり、お菓子売り場の前で座り込んでしまったりと、買い物を早く済ませたいと思っている周りのお客様にとって迷惑な行動をすることが多いですね。

 

 

親の中には、買い物に夢中で子供は放ったらかしという方もいらっしゃいます。子供が他人に迷惑をかけているということに思いが及ばないのでしょうね。

 

 

恐らく、そんな親も自分の親から公共施設でのしつけをしてもらっていないのでしょう。

 

 

やはり、社会に出て活躍できるような大人に育てるには、公共の場でのルールを教えることは大切なことです。

 

 

では、そんな行動を取らないようにしつけるには、どんな方法があるのでしょうか?

 

 

コンサル中のママからも、ご相談を頂きましたのでシェアさせていただきます。

 

 

 

…中略…

 

さて、今回は買い物中について、かなり困っております(^_^;)

 

 

買い物中、花子(仮名)は一人ふらふらと離れて、私から隠れる様に居なくなろうとします。

 

 

カートにも座ってくれないし、走ってどこかへ行ってしまうし、迷子になりそうなので、私も追いかけなきゃならないので、買い物がまともに出来ません…(T-T)

 

 

 

○○さん、こんにちは、柴田です。

 

 

テキストにもありましたね(^^)b 人に迷惑をかける行動は、禁止すべき行動です。毅然とした態度で教えなければいけません。今まで、毅然としていなかったのではないですか?

 

 

「今日は何も買わないよ」と言い聞かせてスーパーに行くと「これ買って」と駄々をこねられて、ついつい買ってしまった。そんな経験はありませんか?

 

 

 

柴田さん ○○です

 

>そんな経験はありませんか?

 

はい、あります。(>_<)何度も…(T-T)主人が一緒の時はとくに…(>_<)テキストの叱り方で教えれば良いのでしょうか?

 

 

 

○○さん おはようございます 柴田です。

 

 

>テキストの叱り方で教えれば良いのでしょうか?

 

先ず、叱るよりも自分たちの行動を反省しましょう。花子ちゃんは悪くありません。自立しようとしているのです。親の対応が悪かっただけです。

 

 

ご夫婦で、禁止すべき行動をしっかりと頭に入れましょう。禁止すべき行動は、3つですね。

 

 

そして、その行動をした時には、毅然とした態度で対応するのです。決して、妥協してはいけません。同じ行動の大小があっても、それを見逃してはいけません。

 

 

また、ある日は叱るけれども、ある日は叱らないというムラがあってもいけません。夫婦とも同じ行動をとるようにして下さい

 

 

そして、すでに親のあやふやな態度を見抜いている花子ちゃんです。先ず、反省を伝えて下さい。そして、これからは何故それを禁止するのかを話してあげて下さい。

 

 

これからは、「こういう行動は、あなたの為にならないからやって欲しくない」ということを伝えて下さい。

 

 

そのためにパパとママは、その行動をした時には、「○○という行動は公共の場では迷惑になるから、その行動をしないように教えていきます」と伝えて下さい。

 

 

しばらく、花子ちゃんは半信半疑で見ているでしょう。そして、親の言っていることが本当かどうかを試してくるでしょう。毅然とした態度を忘れないで下さい。

 

 

忘れないように、禁止すべき行動を紙に書いて壁に貼っておいて下さい。小さな紙ではダメです。花子ちゃんでも読めるくらいの字の大きさで書いて下さい。

 

 

そして、その紙がみんなで見える場所に貼って下さい。禁止すべき行動をした時の対処法も書いて下さい。

 

 

先ず、これを実践して下さい。本来ならば、1歳になる前から始めなければいけないことです。

 

 

すでに、花子ちゃんには、

  • 「親というのは、適当なものだ」
  • 「言っていることに一貫性がない」
  • 「駄々をこねたら、すぐに方針を撤回する」

ということが刷り込まれています。ですので、すぐには解決しません。根気強く、時間をかけて修正していきましょう。怒るのではなく、理解してくれるまで根気強く「説明」をするのです。

 

 

それと同時に「褒める」育児を、もう一度見直しましょう。

 

 

花子ちゃんの良いところを、具体的に褒める。結果ではなくプロセスを褒める。いいところを見たら、すぐにどこがよかったのかを具体的に褒める。

 

 

一日、30回は褒める。そして、「いい子ね」「えらいわ」では褒めない。「ありがとう」「うれしいわ」で褒める。こんなことを実践して下さい。

 

 

 

柴田さん おはようございます ○○です

 

>親の対応が悪かっただけです

 

はい(>_<)そうですね…私達親の責任ですね…主人と話し合い、反省します。(>_<)

 

 

>夫婦とも同じ行動をとるようにして下さい

 

主人との温度差を無くして、何をどんな風に禁止すべきか、決めていきます。

 

 

>時間をかけて修正していきましょう

 

はい、根気強くきちんと修正していきます!

 

 

>「ありがとう」「うれしいわ」で褒める

 

はい、褒めるについては、毎日実践していますので、もっと沢山の言葉で「褒める」を増やしていきます!

 

柴田さんにご相談出来て良かったです!(*^^*)今までの行動を反省し、はじめからやり直していきます!ありがとうございました!m(__)m

 

 

 

2歳1ヶ月のお嬢さんの育児を楽しんでいるご相談者のママは、夫婦仲がいいですね。

 

 

そして、ご主人も素直に自分の行動を反省してくれています。このご夫婦のように夫婦仲がいい親を持った子供は、親の言うことも素直に聞くようになります。

 

 

逆に夫婦仲が悪いと、子供はどちらの言うことが本当なのか混乱します。混乱することで自分の行動が正しいのか正しくないのかの理解に戸惑います。

 

 

人生100年時代です。子育て中の夫婦は、まだまだ未熟な年齢です。常に新しいことを学び、夫婦ともに素直に反省しながら成長していくのが望ましい姿です。

 

 

その姿を見せることで、子供も知らないことを知る喜びが身につき、自分の行動が間違っているときには親のように素直に反省ができるのです。

 

 

「親の言うことが絶対正しいのだから、親の言うことを素直に聞け」というような親に育てられたら、子供は自立することができなくなってしまいます。

 

 

夫も妻もお互いを尊敬し、自分に至らぬ点があれば素直に反省する。そして、より良き人生を送るためには常に新しいことを学ぶことを忘れない。

 

 

その姿を見て育った子供は、相手を思いやる共感能力や、より高いところを目指すという向上心を持った大人に育つでしょう。

 

 

今日ご紹介したご夫婦もそんな素晴らしいご夫婦の1人です。アドバイスを差し上げた翌日には、こんなメールを頂きました。

 

 

 

柴田さん  こんにちは ○○です!(*^^*)先日は、良いアドバイスありがとうございました。

 

 

早速、主人と話してみました。時間がかかるとは思いますが、修正していきたいと思います。

 

 

さて本日は、花子の成長ぶりについてご報告させて頂きます☆

 

 

テキストを購入させて頂いてから、ご相談もご報告も、まともに出来ておりませんでしたので、今日はまとめてご報告させて頂きます(^_^;)

 

 

花子は、最近よくお手伝いをしてくれます。今日も、ニンジンの皮剥きやお掃除のモップがけをしてくれました☆

 

 

お皿洗いなんかもしてくれます。卵の殻(ゆで卵も生卵も)を剥いたり割ったりも出来ます!(*^^*)

 

 

2歳になってすぐ、『がらがらぺ』のうがいをマスターしました!(*^^*)これで、風邪予防は万全です!\(^o^)/

 

 

親子支援センターなどで、他の子と遊ぶ時は、おもちゃの奪い合いもしませんし、それどころか、おもちゃを他の子に「はい、どーじょ!」と、譲ってあげます。

 

 

滑り台などでは、他の子が間に割り込んで来ても、叩く様なこともありませんし、きちんと順番を守って滑ります。

 

 

暴れたりしている子がいると、危ないと判断しているのか、そこから離れて、もう大丈夫だと思うとまた遊び始めます。

 

 

きちんと「ありがとう」も言えます☆

 

 

他の子から「あっち行け!」と、言われることもありますが、花子は一緒に遊びたいらしくて、その子におもちゃをあげたりすることもあります。

 

 

他のお母さん達や支援センターの先生にも、成長が早いとよく言われます☆

 

 

やはり、柴田さんのテキストのおかげなのだと思います☆ありがとうございます!またちょくちょく、ご相談&ご報告させて頂きますね!(^.^)

 

 

 

ご相談者の夫婦は、子供をしっかりと見守っています。そして、子供の人格を尊重した子育てを実践しています。

 

 

だからこそ、お嬢さんは安心感を持っています。その安心感がお友達との関わりにも出ています。

 

 

「私は両親に愛されている。いつも守られている」という安心感が強い心を育てているのです。

 

 

子供の行動が親の意に沿わない時に叱るということは、「親の常識」という枠の中にはめ込もうとすることです。

 

 

■育児のしつけとは、点ではなく線で考えましょう。

 

 

一日の中で、これはよく出来たこと、これはちょっといけないこと、それらをトータルに見つめ、褒めるときは褒め、修正が必要なときには説明をする。その線がしっかりとしていれば、子供も理解が早まります。

 

 

「しつけ」とは、赤ちゃんが自立出来るようにサポートすることです。ママやパパの言うことを、素直に聞かせることではありません。

 

 

子供は「人間」として始まったばかりですが、親も「親」として始まったばかりです。経験のない「親」という仕事ですので、わからないことばかりのはずです。

 

 

子供も同じ、親も同じです。互いに学びながら成長していきましょう。

 

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。