いよいよ日本に帰る日
窓の外は雨
日曜日の朝はベーコンエッグを
焼いてくれて3人で食べる
卵を割ったら双子だった
「不思議、圭子さんが来てから2回目」
「私今まで20数年イギリスで暮らしてて、
双子の卵みたの初めて、
人生でも初めて、しかも2度も」
確か、アップルクランブルを作ってくれた時も双子だった
私は何回も見たことあるので
格段驚かないが
彼女にとってはびっくりのようだ
最後に自分の分を焼こうとした時
「わぁ〜、また双子!!」
叫び声を上げる
人生で初めて、
しかも3回も見たのにはほんとに
びっくりだったようだ
最後の食事を済ませ
キャリーケースを2階から降ろす
言葉も少なくなって
わざと昨日教えた麻雀の話などをして
気を紛らす
いよいよバスの時間が近づく
「最後に写真撮らせてね」
ホームステイした人たちを最後に必ず撮るそうだ
玄関前のラベンダーも満開
ヒースロー空港行きのバス停まで
御夫婦で送ってくださる
停留所で最後に2人とハグをする
名残惜しい
バスが出発
ヒースロー空港まで2時間半くらいだ
バスを降りて
ターミナル3はエレベーターで下へ
長い通路を歩いて
歩く歩道や、通路をくだり
広いフロアに着いたが、さて、
ターミナル3が見つからない
男性職員に聞くと、
1度外に出て向かいのビル
さて今度はJALの受付が見つからない
それもずっと奥
やっとたどり着くセキュリティゲートの
前へ
機械の操作が分からずキョロキョロしていると
JALの外人女性がやってきて
チケットを出してくれる
荷物をコンベアに
乗せなくてはいけないが
重くて乗らない
インド人風の女性の係員は
すぐ隣にいるのに見てるだけ
男性職員が駆け寄って
OK〜、OK〜、と乗せてくれる
今度は自分がゲートを通る番
機械にチケットのどこをかざしたらいいのか、、やっと通る
次は手荷物とジャケット全部コンベアーに乗せてボディチェックの機械
さあ、35ゲートへ
遠い遠いず〜と歩いて奥の奥
あった!
確認したらホッとする
ステイの奥さんは
最後の最後まで
空港まで無事着いたかラインをくれる
本当にありがたい
まだ搭乗まで2時間近くある
お腹も空いてきた
先ほど通った売店で
カプチーノとマフィンを買って
ホッとソファーに座る
あとは搭乗を待つだけ
あちこちで日本語が聞こえる
羽田まで14時間だ
いよいよ搭乗
私の席は通路側
しばらくすると、東洋人らしい若い女性が
窓際に座った
「日本の方ですか?」
「はいそうです」
真ん中は誰も予約してないとのこと
ラッキーだ
2人で挨拶しておしゃべりを始めた
彼女はオックスフォード在住
ご主人はデンマーク人で言語学の教授
なんと日本の万葉集や古事記
源氏物語等の研究者だそう
今も日本に仕事で行っていて
合流する所だそう
眠っている以外はずっと左を向いて
おしゃべりしていて
首が痛くなるほど
食事のこと、お菓子作りのこと
お子さんのこと、日本のご家族のこと
お祖母様に残してもらった
着物や振袖のこと
古くて裏がシミのものは
どうしたらいいかなんて質問も
ご主人は背が高く
190センチ以上もあって、
着物を着たいけど着れるものがない
旅館も大好きで
浴衣も1番大きいものを借りるが
つんつるてんで、バカボンみたい
和食が大好きだから
イギリスでも日本の家庭料理
味噌は高いから、自分で作っているそう
そんな楽しい話で、14時間もあっという間
名残惜しくて
ライン交換でもしたかったが
流石にご迷惑と思って言い出せなかった
分かれたあとも
荷物受け取り所などでまた会って
あちらも声をかけてくれたが
言い出せなかった
断られても
言ってみればよかったと後悔している
羽田には1時間も早く着いた
すでに主人はベンチで待っていた
モノレールも久しぶりにのった
電車に乗ると
ラッシュ時間で
あ〜、日本に帰ってきたんだ、と実感
さっ、明日からは荷物の片付けが待っている
ほんとに夢のような1ヶ月だった
ステイの御夫婦ありがとう
留守番をしてくれた主人
見守ってくれた子供たち
ブログを楽しみに見てくださった
カフェのお客様
みんな、みんな、ありがとう