みなさん、おはようございます。
人には、三つの花があるということを聞いたことがありますか。
能の大成者である世阿弥は、
3種の花があると言っています。
一つ目は、「時分の花」です。
舞台デビューのときは誰でも新鮮に見え、
花があります。
若いときには、それだけで初々しさがあります。
しかしその「時分の花」をいいことに、怠けているとすぐ花は
色あせてしまいます。
それは単なる「時」の花。
一発芸人はこれです。
二つ目は、
「工夫の花」です。
努力して工夫し、改善していけば、
一段格上の花になります。
三つ目は、
「眞(まこと)の花」で、
たとえ年老い、動けなくとも、
本物を追求してきた人であれば、色褪せない不思議な花が現れ、
人の心を魅了することができます。
世阿弥のお父さんである観阿弥は、
死ぬ直前に浅間神社での舞台に立ちました。
「その時の観阿弥は、体力、動きは衰え、往年の技量を
発揮するべくもなかったが、その舞いは、観衆の大喝采を浴びた。
枯れ木にも花が咲くことを実際に証明した」
と世阿弥は、言ってます。
あなたも人生で「眞の花」を咲かせたくありませんか。
一時の成功や失敗に拘泥せず、時の流行や権力に右顧左眄しないで、
愚直に、自分の仕事と人生を通して、本物を追求したいです。