日本のおもてなしは、世界中のどの国よりも洗練されている!
といえば、叱られるでしょうか。
日本の伝統的なおもてなしには、相手の幸せを願う想いが込められています。
たとえば、おめでたい席には、カニが出ます。
殻が赤で、肉が白 紅白で、おめでたいという想いを
言葉に出さずに表現しているのです。
言わないで言う。
したがって、もてなされる側も、主人(おもてなしする側)の想いを
くみ取る力量が必要となります。
たとえば、茶事(茶道の席)では、
床には掛け軸が掛けられ、道具の取り合わせで
今日のおもてなしの趣旨が示唆されます。
これは、それを理解できる客でなければ伝わらないことになります。
つまり、「客ぶり」が大切なのです。
もてなす側ともてなされる側、主客の両方が一体となって初めて、
すばらしいおもてなしが、リアルタイムで生成される。
さりげない心遣いや思いやりを、相手がちゃんと受け取ってくれたら、
一座建立! うれしいですね。
