一軒家の仕事が終わったあと、その時知り合ったカメラマンや雇い主だったスタイリストさん、そしてディレクターさんからと続々と仕事を受けることができるようになりました。
どれもアシスタントという立場でしたが、長期の仕事も多く日当での仕事が大半でしたが、そこそこ暮らせるようになり始めました。
そしてまたある日私を最初にフリーとして雇ってくださったカメラマンに聞かれます。
「森川さんスタイリストお願いできる?」
「はい!」
不思議なことに全くなんの根拠もなく、はじめてのフリースタイリストとしての仕事を受け入れていました。
この質問の前に受けた、カメアシ頼んでいい?の時即答しなかったから、今度は即答したくなったのじゃないかなと思います。
アシスタントスタイリストじゃなくてスタイリスト。
そうなるとギャランティは何倍もに跳ね上がります。
そして気がつくと私はカメラマンじゃないけど、スタイリスト、そしてフリーランスカメラアシスタントとして活動していました。
この頃役に立っていた経験は、最初のスタジオで得た百貨店撮影でのスキルです。百貨店撮影はピンからキリまであります。
外商部が扱う物
毛皮や宝飾品美術品といった高級品から頒布会や特産展やバーゲンの品まで。
また中元や歳暮といったギフト商品、店舗撮影といった特殊な撮影などなど、あらゆる撮影に役立つ知識は豊富。
そのおかげもあって、関西のすべての百貨店撮影でスタイリストやカメラアシスタントで声をかけていただけるようになります。
さらに○○ハンズさんではチラシ撮影だけでなくディスプレイのアシスタントも経験し、最初からのご縁でインテリア関連の仕事も経験します。
そんな風に経験を重ねるうちに通販カタログの仕事が入ってきます。
当時大手通販業界はバブル期に入って、海外ロケや雑誌モデル投入など演出に力が入っている時代でした。
私のように撮影のオペレーションもスタイリングも、カメラマンアシスタントで得た商品管理のテクニックも持つ人…は重宝され大手通販の撮影にも呼ばれるようになります。
カメラマンとしてではないのがなんとなく腑に落ちないではいましたが、仕事自体が切れることがなく勢いに任せている状態でした。
夢が叶ってるようで、ちょっと違うような不思議な状況でした。
それもこれも、チャンスが来た時しっかりつかんだからこそ体験していた状況だったのです。
大阪スタジオの最寄り駅:大阪市営地下鉄 中央線 大阪港
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