先日、1957年のアメリカ映画『イブの三つの顔』を見ました。いわずとしれた有名な映画なのですが、現物をみたのは初めてでした。
人妻イブ.ホワイトが自分の購入したことのないドレスを旦那に見つかるところから話は始まるのですが、いつも何かを我慢しているふうの悲観的なイブ.ホワイトの中から魔性の遊び人のイブ.ブラックが登場するのです。
…と聞くと、「ジキル博士とハイド氏」のようなものかとお思いでしょうが、こちらはれっきとした実話で、このケースを多重人格と認定した精神科医の記録そのままに映像化したものであるそうです。したがって、サスペンスというよりは、真面目な考えさせられる作品となっています。
日本では1974年に三田佳子主演で『私という他人』というタイトルのドラマとなっていました。このときにも見ていた記憶があります。なんせ古い話なので、印象的なシーンぐらいしか覚えていないのですが、大もとはやはり『イブの三つの顔』であります。
さてこの多重人格を病気と考えると、あくまで治癒の過程のプロセスを追う話となってしまうのですが、
誰にでもある「多くの自分」が明瞭に見えてくる…という点を追求すれば、五行的には面白いことがわかります。
私達が自分と呼んでいるものは、多重の自分のうちスポットライトのあたっている人格であって、その他のものは見えない(自覚しにくい)ところにあるのですが、事実「居る」のです。考えてみれば、いつでも、意外な一面の自分がところどころに出ていることは気づくはずです。しかしやっかいなのが、自分の認めたくない自分です。これは心理学的には「影(シャドウ)」となり、それがチラリと見えようものなら、自分とは認めずに人のせいにしたがるのが人間の性です。嘘つきな政治家が他人の嘘を激しく攻める様子がまさにこれです。
今回の『だるまんの陰陽五行』講習会では、未来の自分を作っていくにあたり、たくさんの中の自分を知り、その中で気づいてない可能性の自分を見出していく…という話をします。
心理学者のアドラーは自分の仕事を「個人心理学」と呼びました。個人とは「分けられない(individual)」ものであって、目的によって使い分けているにすぎないと考えました。この「目的」というところを過去のトラウマなどの縛りに置き換えてしまうと迷妄に陥ってしまうわけです。
一方、「サイコシンセシス」で有名なアサジオリは、複数の要素を意識的に自覚することが、「統合(synthesis)」であり、自己成長への鍵と考えました。
これらを陰陽五行でとらえると、「土」(ど)という現象面での「自分」は「木」(もく)という想念との共同業でできており、そこをつなぐ無意識(相生ルート)と意識(相剋ルート)のあり方が多くの自分の中のスポットライトという現状を作っている…となるのです。そして、未来への道とは続く「水」(すい)への道であって、ここで「土」のあり方を物質性を超えて理解することが大切…ということになります。なぜなら、「見えてない自分」とは、この肉体の背後にあって物質性を超えたものであるからです。
『イブの三つの顔』では、最後に第三の人格ジェーンが登場します。彼女がもともとの人格であることに気づいた時(幼少期からの記憶を取り戻した時)、彼女は統合され、病理的にも治癒と認められることになったのでした。
【横浜】2022年4月24日(日)「人物シリーズ 心理学②アドラー、アサジオリ」…未来を見つめる方法…
(A)会場受講、(B)Zoom受講、(C)後日映像配信があります
(A) 会場受講 6500円
JR横浜駅東口 崎陽軒本店 6階4号室 〒220-0011 横浜市西区高島2-13-12 午前10:00~12:30 (会場9:45)
(B) Zoom受講 6500円 (申し込み、振り込み後に参加のIDとパスコードを送ります。もう間近です。お早めにどうぞ)
(C) 後日配信受講 6500円 (講演から2~3週間後の配信になります。YouTubeでご覧になれるURLを送ります)
お申し込みは…
①メール… daruman@mac.com まで
②だるまんの陰陽五行-公式ライン → 一番おすすめ!
a. https://lin.ee/ItjOWXCn からアクセス
b. QRコードを読み取る(以前の記事に有り)
③電話 堀内歯科クリニック 045-664-3864
④ 公式サイト「だるまんだい學」
https://darumanuniv.com
