多くの場合、人間の「思い」は3つの傾向にわかれます。
上がりたい
下がりたい
広がりたい
この3つです。
上がりたい…というのは向上心のことを言っているのではありません。目上への配慮という思いが中心にある感覚で、目下は従うことを当然と考えます。
下がりたい…というのは、目下、ちいさきもの、への配慮がまず先頭にくる思いです。そのためには枠ぎめをしやすく、ルール重視になりがちです。
広がりたい…というのは、すべてを同胞と見て共鳴の輪を広げていくことに無上の喜びを感じます。目下、目上という感覚はあまりありません。
五行でいえば次の順になります
下がりたい…思いの世界を現実へと下ろす 「木」から「土」
広がりたい…「土」という現実世界で霊的感覚を広げて多次元へと展開して多くの人と共感していく
上がりたい…現実的な世界にありながらも、思いの世界につよくひかれる 「土」から「木」(複数のバリエーションあり)
この3つを「トリニティー(三ツ組)」と言い、『だるまんの陰陽五行』伊勢神宮編 で、解説しました。
今回の講演会(2021年6月27日(日))では、このことについて詳しくお話します。
面白いのは、歴史や文化、ひとりひとりのあり方にこの3つは強く影響しているということです。
文化的にはこのような役割を担ってきました。
上がりたい…祭祀王 日本の天皇、キリスト教の法王。神を天へと返す使命を預かる
下がりたい…王 政治を預かる王のことで、現代では大統領や大臣がこれにあたる 国民を束ねる役割
広がりたい…預言者、巫女 主として精神面での広がりを預かるが、ときには政治と癒着して腐敗したり、政治に反発して魔女扱いされることもあった
宗教的祭祀では
上がりたい…磐境(いわさか…三種の神器では「勾玉」)
下がりたい…神籬(ひもろぎ…三種の神器では「剣」)
広がりたい…八尋(やひろ…三種の神器では「鏡」)
この3つの傾向を、日本では神社のなりたちと神社施設に対応することで以下のように呼びます。
上がりたい…春日系
下がりたい…天命系
広がりたい…八幡系
どれが良いということもなく、どれにも利点も欠点もあるのですが、
どんな時にも、どんな人にも、どれかが優勢になりどれかが劣勢になります。
たとえば現代という状態は
コロナ→感染防止→自粛
という上からの決めつけ、縛りが強く出ていることを見てもわかるように「春日系」が優勢になり、上からの司令を受け入れる姿勢が多いことがわかります。それにつられて「天命系」が枠ぎめをせっせとしている状態です。
そして劣勢になっているのが「八幡系」です。劣勢ゆえにこれからの時代で求められており、これから強まっていくとも言えます。
横のつながりを上からの司令よりも重視することで、乗り切る…というのが、この場合の「八幡系」の考え方です。
専門家や政治の世界から「かくあるべし!」と出された司令が真実とは限らない…と気付けるには「八幡系」の考え方が必要です。
もともと人間存在というのは、共鳴の幅をひろがって多くの人とつながっていくのが「幸福」につながるものなので、現代の枠ぎめには多くの反発が起こっています。これからは「八幡系」の利点を理解していく必要があります。
五行的に言えば「土」的世界での(「水」への)ベクトルの切り替え…ということになります。
なお、今回の講演では、最後に参加者ひとりひとりの、現在の3タイプ分けを解説します。お楽しみに!
▶【横浜】2021年6月27日(日)「三ツ組の謎」
午前10:00~12:30 (会場9:45)
費用 6000円
会場 崎陽軒本店 6階4号室 〒220-0011 横浜市西区高島2-13-12
お申込み… 電話…堀内歯科クリニック(045-664-3864) メール… info@darumanuniv.com
