ちょっと怖い話ですが、学びがあるのでお付き合いください。
彼らは、自殺の手法に応じてまとまって存在しているとのことです。
たとえば、首吊りは首吊りの森、飛び込みは散乱した人体の池、薬物は中毒死の丘…という具合です。
昔からある地獄絵図とはこのことで、違いは亡者を苦しめる獄卒のような鬼たちがいないということだけです。
実際は、自分の心が自分を苦しめているので、自分が鬼の獄卒でもあるということです。
死後の世界というのは、まずは自分の波動(ヴァイヴレーション)に応じた者同士が集まる世界があります。
画家は画家が、哲学者は哲学者が、気の合う者同士が自然と集まるから、普通は、とても楽しいのです。
しかし、これは自殺霊にも当てはまるということです。
首吊りの森にフォーカスしてみましょう。
不気味な木々が暗い森の中に転々としており、枝にはこれでもかというぐらいに人々がぶる下がっています。
そして、ひとりひとりが何かをつぶやいて居たり、うめき声や悲鳴のようなものをあげています。
ここはあの世なので、死んでるのに死んでないからです。
しかし、彼らはひとりとして自分が首吊り仲間と共にこの場にいるという現状を理解していません。
こんなに大勢いるのに、どの人も自分がひとりぼっちでぶる下がっているのだと思っているのです。
どうしてこうなのでしょうか?
自分の世界に閉じているからです。
私たちの人生とは、究極的には「自分の意識を広げていく」のが目標です。
言い換えると、「波動を高めていく」ということです。
意識が広まり、波動が高まると、多くの人と共鳴したり、他人のことが深く理解できたり、助け合ったり学び合ったりできるようになります。
しかし自殺にまで追い込まれた人は、これができなかった人です。
苦しい環境、無慈悲な他人、どうにもならない現実…に嫌気がさして死を選んでしまったのが彼らですが、
これは言い換えると「自己憐憫」に酔うことを選んで、自分の世界に閉じていってしまったのが原因です。
まわりを責めて自分の世界にこもる前に、自分から進んで、少しでもいいから、まわりからの心を受け取らなかったのが原因です。
わるい人もいるけど、良い人もたくさん居るのです。
そして命を失った今でも、自分の世界の殻にこもっているのです。
彼らに救いはあるのでしょうか?
難しいけど、あるのです。
この世に居る家族や友人、そして彼のハイヤーセルフや守護霊が、いまでも彼らを救おうと心を向けています。
しかし、彼らは固く自分を殻に閉じ込めているのでその心が、光が入ってこないのです。
肉体のあるこの世界なら、体に加わる五感の刺激というちょっとしたはずみで気が紛れたり、光が指すこともあるのですが、
あの世では思いだけの世界なのでそれがありません。
自分から思いを向けることがない限り、この殻には穴が開かないのです。
そのかわり、ほんの少しでも隙間や穴があると救いの可能性はぐっと広まります。
このことは、生きている私たちにも言えることです。
どの人も自分の思いの中に生きており、「思いの殻」を作っています(『だるまんの陰陽五行』「木」の章 参照)。
この殻とは、思いの原料である「アストラル体」という気で出てきているのですが、
思いがあまりにも頑強だと、次第に硬化し、物質に近づきます。つまり固くなっていくのです。
だから、「自分の意識を広げていく」ことが大切です。
私たちは肉体的にも、精神的にも苦痛があると、どうしてもそのピンポイントに意識が集中し囚われてしまいます。
例えば、歯が痛いと、そこにばかり気がいってしまって、ほかのことができなくなってしまいます。
どれだけ意識を広げられるかが鍵です。
歯痛ならば、患部を外から冷やして、お腹を温めることで、患部への気の集中を減らして全身の気の循環を促進させます。
精神的な悩みならば、視点(思い込んでいるポイント)をずらして、「なぁんだ」とか「○○よりはマシ」とか思えることが大切です。
こうしたことが「自分の意識を広げていく」ことで、波動を高めることです。
そのためには、意識のことを学んでください。自分の正体とは意識であって、意識次第で人は変わるということを知ってください。
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