『だるまんの陰陽五行「東洋医学」の章』に中国のお爺さん医師の話が出てきます。
このエピソードに関しては、ファンも多いのですが、ご存知でしょうか?
歯痛に苦しみつつ「医者ならば早くなんとかしろよっ!」とどなる患者を前に「この男は患者の資格がない。帰る!」と言うのです。
若い研修医は老医のこの言葉に驚きます。それは私達の感覚ですね。しかし老医の感覚は違います。
治すのが医者ではなく、治ることに気づいてもらう手伝いをするのが医者だと言うのです。
つまり、病気とは「何かの気づきのために起きたこと」であって、それに気づけないままに症状が消えてしまうのは本意ではないというのです。
「せっかく病気になったのにもったいない!」と言うのです。これは、なかなか深い問題です。
私はこのエピソードを描くにあたって、実際に十数年前に中国に行った時の体験をもとにしていますが、実際にこういう人物に出会ったわけではありません。
しかし、前から感じていた理想の医師の姿をこの老医師にかぶせました。この考え方は医療全般にいえることだと思います。
私自身だって、たかが風邪を多少ひいただけで早く治りたくて、じたばたしてしまいます。
また、異様に心配してしまうこともあります。
しかし、本来人生にムダはないというのが陰陽五行をはじめとする東洋思想の考え方なのです。
今度の月曜日、6月9日に横浜で講演会があります。
平成26年6月9日(月) ほあ~がんサポートネットワーク講演会 ということで
「私たちはなぜ今、ここに居るのか 陰陽五行は人生の羅針盤」
というタイトルで午後1時30分より4時30分までの講演です。
こちらの主催は「イーハトーヴ.クリニック」さんで、がん患者さんをはじめとして多くの患者さんがたのサポートをしているクリニックです。縁あって講演のはこびとなりました。
私は歯科医師で、医師ではないのでがん患者さんへの治療の方法などについて語ることはできませんが、病に対する見方、考え方という点においてはお話できると思います。
そういうわけで、人はどういう世界でどちらを向いて生きていくのか、そんなときに一般の病気を含めて、病というものはどう関わってきて、どのようにつきあうのが正しいのか…
ということを陰陽五行の羅針盤を用いてお話ししたいと思っております。
その基本的な考え方が上記の老医師というわけなのです。
お時間の在る方、ぜひいらしてください。お待ちしております。
以下に詳細があります。
http://gansupport.net/news_014.html
堀内 信隆