はじめての高野山。
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
<はじめての高野山>
大阪から高野山に向かう特急「こうや」に乗車、最初は遠足気分だったけれど、やがて、厚く灰色の雲間から落ちてくる大粒の雨を車窓から眺めているうちに、私は後悔の気持ちでいっぱいになった。
いつも私の好き勝手にこだわらない夫、たいていはご機嫌よく可愛いらしい笑い声を上げている幼い長男、そして、私の大切な仕事であるヨガ教室、それら愛しい存在を放り出してまで、和歌山のこんな山奥までわざわざやって来る意味はいったいどこにあるのだろう。
単線で山の中をゆっくりと進む特急「こうや」が、終着駅「極楽橋」に到着した頃には、その後悔はピークに達した。何が「ごくらく?」、こんな山奥でどやうって極楽を味わう
ていうの?
高野山山頂へと向かうケーブルカー、小走りにその乗換駅に向かう他の乗客たちを横目に眺めながら、重い足取りで後を歩く私。
ところがだ、山頂に到着したとたん、私の気持ちは一変した。
なんだろう、この空気感、
なんだろう、この空気の透明感、
なんだろう、この空気の静謐感。
目指す宿坊を結ぶバスの中でも私の持ち前の好奇心が復活。バスの高い後部座席に陣取って、首を回し目を見開いて小さな門前町の家並み、細い路地の商店を覗き込む。
やがて、到着した宿坊。リゾートホテルや温泉旅館しか経験したことのなかった私が初めて泊まる宿坊。なんの設備もない畳と襖だけの空間がかえって清々しい。
そして、提供された精進料理の夕食の美味しかったこと。もちろん、質素ではあったけれど。
〜『心を洗う断捨離と空海』<かざひの文庫> P20〜
高野山を訪れたことがないならば、一度は高野山に。
いえ、幾度でも、何度もでも。
11月11日<日>
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高野山大学 松下講堂黎明館
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<共著者>永田良一先生
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BSフジ「この国の行く末2」
〜がん陽子線治療・永田良一〜
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