こんにちは、STTメソッド創始者
晄 尚徳(ひかり ひさのり)です。

先日、52歳の女性・なぎさんと
SCFセッションをしました。
なぎさんの悩みは、
毎年初夏になると
起きる原因不明の
頭痛と吐き気です。
キャンプやお子さんの陸上大会などで
長時間外にいると、帰宅後に
激しい頭痛と吐き気が起きる。
経口補水液を飲むと楽になる。
昨年は同じ症状で5日間入院。
CT、MRI、血液検査、尿検査。
結果、全て異常なし。
医師からは、
「熱中症ではないですね」
「更年期かもしれませんね」
と言われただけで
病名はつきませんでした。
セッションの流れから
こんな質問をしました。
「その場で、一番気を張っていたのは何ですか?」
すると、
「キャンプの時は、臆病な愛犬にずっと気を使っていました」
と答えられました。
さらに、
「なぎさんは楽しみに行っていましたか?
それとも支えるために行っていましたか?」
と聞くと、
少し考えて、
「支えるために行っていました」
と答えられました。
その瞬間、
今回のテーマが見えてきました。
なぎさんの場合、
頭痛や吐き気が起きていたのは、
キャンプ中ではありません。
帰宅後です。
つまり、
その場では頑張れてしまう。
気を張れてしまう。
支えられてしまう。
でも、
家に帰って安全な場所に戻った瞬間、
身体が
「もう無理です」
と言っていたのかもしれません。
セッションの中で、
僕はこんな問いを置きました。
「なぎさんは、
支える人でいながら、
少し楽しんでもいいですか?」
すると、
なぎさんの身体が緩みました。
そして、こんな言葉が出てきました。
「支えても良いし、楽しんでも良い」
ここが大きな転換点でした。
私たちは、
無意識のうちに、
・支えるか
・楽しむか
の二択を作ってしまうことがあります。
特に優しい人ほど、
楽しむことに罪悪感を持ちます。
私が気を抜いたら。
私が見ていなかったら。
私が支えなかったら。
そうやって、
気付けば自分の楽しさを後回しにしてしまう。
でも本当は、
支えてもいい。
楽しんでもいい。
両方あっていい。
なのかもしれません。
今回のセッションの最後に、
なぎさんは、
「同じ状況になったら
また同じことをしそうで不安です」
と言われました。
僕はこうお伝えしました。
次の目標は、
気を張らないことではありません。
気を張っている自分に気付くことです。
そして、
その時に少しだけ空を見る。
風を感じる。
コーヒーを味わう。
景色を眺める。
自分にも水をあげる。
それだけでいい。
すると、
最後になぎさんはこう言われました。
「明日、三女のオープンキャンパスがあるんです。
楽しみになってきました。」
僕はその言葉がとても印象に残りました。
症状が消えたわけではありません。
何かが解決したわけでもありません。
でも、
「不安」だったものが、
「楽しみ」に変わった。
それだけで、
身体はもう新しい道を
歩き始めているのかもしれません。
あなたは最近、
誰かを支えることばかりになっていませんか?
もしそうなら、
今日だけは、
自分にも少し水をあげてみてください。
案外、
身体はずっと前から、
それを伝えたかったのかもしれません。
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