こんにちは、STTメソッド創始者

晄 尚徳(ひかり ひさのり)です。

 

 

  今朝、SCFセッションに来られたのは、
47歳のお母さん・薫さんでした。

 

薫さんのお困りごとは、
10歳の息子さん・はると君。

 

ADHD傾向があり、
夜になると交感神経が

活性化してしまい、
朝がどうしても起きられない。

 

毎朝、
学校へ行かせることが大変で、

「また今日も…」

 

そんな日々が続いていたそうです。

でも、
今回のセッションで見えてきたのは、

“息子さんの問題”

だけではありませんでした。

 

実は、
ADHD傾向のお子さんは、

・音
・空気感
・人の感情
・情報量
・周囲の刺激

を、
無意識に大量処理していることがあります。

 

つまり身体は、
ずっと“ON”の状態。

だから、
夜になって周囲が静かになった時に、

ようやく

「安全」

を感じ始めることがあるんです。

 

すると逆に、
夜に交感神経が活性化する。

頭が冴える。

急に元気になる。

ゲームや動画に集中できる。

 

これは、
“怠けている”

というより、

「やっと自分の神経が
 安心できる時間になった」

そんな身体反応として
起きている場合があります。

 

お話を聞いていると、

薫さんの右目が、
1ヶ月ほど前からピクピクし始め、

ゴールデンウィーク前からは、
頻繁に痙攣し、

酷い時は、
目が開かない時もあるとのこと。

 

ここでSCF的に観えてきたのは、

「お母さん、
 ずっと神経を張り続けてるな…」

でした。

 

子どもが朝起きれない。

学校へ行けるのか。

将来はどうなるのか。

また遅刻するのでは。

周りにどう思われるか。

 

お母さんって、
気づかないうちに、

“常に監視モード”

になっていることがあります。

 

しかも、
それは愛情なんです。

ちゃんと育てたい。

困らないようにしたい。

普通に生活できるようにしたい。

 

だからこそ、
ずっと神経を張ってしまう。

 

でも身体は正直です。

今回の右目のピクピクは、

 

「もう、
 ずっと見張り続けるのが限界です」

 

という身体からのメッセージにも見えました。

そこで、
こんな言葉を置いてみました。

 

「私は、
 この子を“正常に戻す役割”だけで
 関わらなくていい。」

 

すると薫さんは、

 

「拍子抜けではないけど、
 身体が緩む感じがします」

 

と言われました。

そして、
もうひとつ。

「戦闘モードに入らない」

ここで言う戦闘モード、とは

 

朝、むりやりでも起こす

子供を学校に行かせる

息子を何とかしないといけない


ではなく、

 

「戦闘モードに入ったことに気づける」

 

これなら出来そうです。

そう言って、
笑われたんです。

 

「戦闘モードに入ってもいいんですね」

「戦闘モードに入ったことに気付けばよいんですね」

「なんかゲーム感覚でできそうです」

 

この笑い、
すごく大事なんですよね。

 

ずっと張っていた神経が、

少しだけ
“安全”を思い出した瞬間だから。

 

SCFでは、

症状を敵にしません。

無理に治そうともしません。

 

身体が、
何を守ろうとしているのか。

どんな緊張を、
ずっと続けてきたのか。

そこを観ていきます。

 

もしかすると、
問題なのは、

「朝起きれない子ども」

だけではなく、

“ずっと戦い続けてきたお母さんの神経”

なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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