40代男性 I・Tさん


「自分の苦手だったり、恐れたりする他人は自分の心の課題を投影する鏡である」

ということは頭では分かっていて、今まで様々な心理的なアプローチをしてきました。ぴっかりさんのされている個人セッションもあまり期待していなく(笑)いままでのワークと同じだろうと思って、保留していました。

しかし状況が変わってきました。今年に入って介護系の仕事に就くことになり、初めて男性利用者の家に介護をするために、先輩ヘルパーと行くことになり数回、一緒に男性利用者宅へ入り、いよいよ一人で介護に入ることになりました。

自分ではさほど緊張なくこなせる感覚があったので、気楽に家に入っていきました。
しかし部屋に入ったとたん、視野が狭くなり、とても部屋が暗く感じました。

男性と僕との間で、沈黙の時間が流れ嫌な汗が流れます。緊張で喉がつまりそうになります。緊張というより恐れのエネルギーに飲みこまれる感覚です。
なんとかやるべきことを終え、一目散に利用者の家を飛び出しました。
夜の暗い帰り道をとぼとぼ歩きながら、男性の無愛想な態度等に恐れと憎しみの感情を抑えることができませんでした。

このことをキッカケに、ぴっかりさんの個人セッションを受ける決心が入りました。

 冷静になるとその男性に悪いところはない。しかしどうしても自分の恐怖心を抑えることができないのは、薄々自分が小学校の頃、酒を飲んで家で暴れる父とその男性が同じ歳くらいで、自分の父に対する恐怖心と憎しみを投影してしまっていることに気づいたからでした。

そして実際に個人セッションを受けることになりました。時間は30分くらいで短く、内容も簡単なものでした。(ただし感情をありありと体感することが難しい場合があるかもしれません。)セッション後の簡単な注意点をもらい、キョトンとするくらいあっという間にセッションは終わりました。さて、こんなので効果があるのかな?というものが終わった直後の正直な感想でした。

そしてセッションの翌日に又、その男性の家に訪問することになりました。

あの緊張感と恐怖感情がどうなるのか、期待と不安が半々といった感じでしたが、実際には男性に対する恐怖感がほとんど消失していました。そして、男性も前回の無愛想な感じとはうって変わってフランクに話しかけてくれました。

その日が終わって相当ホッとしました。これですぐに仕事をやめずにすむと思ったからです。その男性の担当を外してもらうか、仕事そのものをやめるしかないか、と悩んでいたのが一気に解消されました。

男性利用者とにこやかに次回の外出同行の約束をして、気持ちも晴れやかに家をあとにしました。

そして3日後、その男性との外出同行が急にキャンセルになりました。その男性が急病で入院することになったからでした。

その男性が理由で仕事をやめようかと悩んでいたのが、セッション後にその男性との関係が上手くいき受け入れたとたんに、その男性は僕の前から姿を消しました。その男性の病状は気になるところですが、僕の心の課題が一つ解消されたのだと、気づきを伴う納得の気持ちが僕を包みました。

改めて簡単かつ効果のあるセッションに喜びと感謝の気持ちがわきました。

ぴっかりさんどうもありがとうございました。まだ深層に眠っている、トラウマがありますので、個人セッションよろしくお願いします。