レストラン コニシ @ 矢口渡(東急多摩川線)
うほほい,これですよ,これこれ.

ナポリボール,素敵でありなっしょ.
ミートボール オン ザ ナポリタンですね.
こういうのいただける洋食屋さんがありがたい.

《 レストランコニシ 》

久方ぶりの訪問です.
ではあるのですがアレです.
明らかに違うのです,以前と何かが違う.

営業時間中なのですがね.
室内灯がついておらんのですのよね.
覗いたらご主人がお一人でテーブルに座っておられた.
「いらっしゃいませ」と仰ったのでテーブルに座らせて頂いた.

壁が閑散としている.
貼られていたメニュウが見あたらない.
代わりにお品書きの小さなホワイトボードがカウンターに.

なるほど,そういうことなんですね.
お品数も随分と減ってしまったようです.
ああっ,お目当てのナポリボールが消えている.

そう言えば女将さんのお姿がありません.
こういう話題展開にはセンシティブな要素が含まれる.
それ以上の詮索は没義道,憶測も禁忌であると分別いたします.

ドリンクメニュウもありません.
ハイボールは出来る由をうかがう.
少しだけ濃いめに作っていただきます.

週末の午後の時間帯.
幸いに他にお客さんはおられない.
「ナポリボールを作っていただけますか」
そこで無理を承知でご主人にお願いをしてみます.

一瞬,ためらうご様子のご主人.
なるほど,やはり今はメニュウ外なのですね.
「ああ...はい,いいですよ」
すぐににっこりと微笑んでそうお応えくだすった.

ほんの短いその転瞬ではありますが.
私はご主人の自負を見たような気がした.
多くのお客さんを魅了したであろう銘品ナポリボール.
私の今更の注文にもあえてご対応下さる優しさを感じた.

やがて厨房からフライパンを操る音が響く.
がこん,がこんという音に芳ばしくケチャップが香る.
往時の賑やかさこそありませんがこうでなくっちゃねえ.
私は洋食店にいるという実感に大層な愉しみを感じている.


お気づきでしょうか.
トッピングされてるのはボールではなくハンバーグですよね.
現在はミートボールが無いので代用してくださったのでしょうか.
あらかじめパルメザンがたっぷりと振られているのがコニシ流です.


濃いめのハイボールをお代わりして.
しっとりとした風味のハンバーグを頬張る.
所々しっかりと「焼き」の入ったナポリタンを味わう.
どちらもこっくりと濃厚で正統洋食の美味,舌上の歓喜.

ドミグラスがしみこんだ趣きのある店内で.
いつまでもしみじみと味わっていたいけどそうもいくまい.

外はすっかりと初夏の陽光.
望む望まざるにかかわらず季節は巡るのです.
(過去のレストランコニシの記事 ★)

ナポリボール,素敵でありなっしょ.
ミートボール オン ザ ナポリタンですね.
こういうのいただける洋食屋さんがありがたい.

《 レストランコニシ 》

久方ぶりの訪問です.
ではあるのですがアレです.
明らかに違うのです,以前と何かが違う.

営業時間中なのですがね.
室内灯がついておらんのですのよね.
覗いたらご主人がお一人でテーブルに座っておられた.
「いらっしゃいませ」と仰ったのでテーブルに座らせて頂いた.

壁が閑散としている.
貼られていたメニュウが見あたらない.
代わりにお品書きの小さなホワイトボードがカウンターに.

なるほど,そういうことなんですね.
お品数も随分と減ってしまったようです.
ああっ,お目当てのナポリボールが消えている.

そう言えば女将さんのお姿がありません.
こういう話題展開にはセンシティブな要素が含まれる.
それ以上の詮索は没義道,憶測も禁忌であると分別いたします.

ドリンクメニュウもありません.
ハイボールは出来る由をうかがう.
少しだけ濃いめに作っていただきます.

週末の午後の時間帯.
幸いに他にお客さんはおられない.
「ナポリボールを作っていただけますか」
そこで無理を承知でご主人にお願いをしてみます.

一瞬,ためらうご様子のご主人.
なるほど,やはり今はメニュウ外なのですね.
「ああ...はい,いいですよ」
すぐににっこりと微笑んでそうお応えくだすった.

ほんの短いその転瞬ではありますが.
私はご主人の自負を見たような気がした.
多くのお客さんを魅了したであろう銘品ナポリボール.
私の今更の注文にもあえてご対応下さる優しさを感じた.

やがて厨房からフライパンを操る音が響く.
がこん,がこんという音に芳ばしくケチャップが香る.
往時の賑やかさこそありませんがこうでなくっちゃねえ.
私は洋食店にいるという実感に大層な愉しみを感じている.


お気づきでしょうか.
トッピングされてるのはボールではなくハンバーグですよね.
現在はミートボールが無いので代用してくださったのでしょうか.
あらかじめパルメザンがたっぷりと振られているのがコニシ流です.


濃いめのハイボールをお代わりして.
しっとりとした風味のハンバーグを頬張る.
所々しっかりと「焼き」の入ったナポリタンを味わう.
どちらもこっくりと濃厚で正統洋食の美味,舌上の歓喜.

ドミグラスがしみこんだ趣きのある店内で.
いつまでもしみじみと味わっていたいけどそうもいくまい.

外はすっかりと初夏の陽光.
望む望まざるにかかわらず季節は巡るのです.
(過去のレストランコニシの記事 ★)