物語「心の花束」 3
第一章 タイムスリップ
[隠された真実]
心理学教室で想いだした幼稚園での出来事。
あの時から10年の年月が経った。
あの時、感じた不思議な感覚。
理解してもらっても、
癒してもらっても、
私の心は満たされなかった。
不器用な自分の心の取り扱いを見つける為に、
対人関係の心理・スキルや理論・
‘思考(潜在意識)が現実を創造する’という、
考えを基にした心の仕組みを学びながら、
心と現実を洞察してきた。
そして‘全ては自分なのだ!’と、
認めたくない事も腑に落とそうと努力し続け、
あの時、想いだした出来事だけではなく、
恐怖や不安に怯える自分と心の奥底に
蓄積された怒りや恨みなどのマグマを
昇華させてきた。
ロボットではない本当の自分と直面するたびに、
何もカタチある結果を出していない
自分を悔やんだ事もあった。
しかし、ちっぽけな自分と向き合っていくと、
人に賞賛されるような結果がなくても、
自分が求めてきた心地よい場所が
今・ここにある事に気が付いた。
ちっぽけな自分の想いに耳を傾け、
私はもう一度、
幼稚園での回想シーンを振り返った。
古ぼけた木造校舎。
小学校と同じ敷地に建てられた園舎・園庭。
教室の前にはジャングルジムが一つ。
教室の裏には、別棟に建てられたお手洗い。
お手洗いへ行くには、
下靴に履き替える必要があった。
私は我慢するのが得意だった。
というよりも
‘先生、トイレに行きたい!’
と、言えない性分だった。
だから・・・
お手洗いに行きたくても我慢していた。
しかし、あの日は違った。
勇気を振り絞り
‘先生、トイレに行きたい!’
と、想いを伝える事ができた。
私にとっては、大きな冒険だった。
そんな私の冒険に先生は気づかず、
私は叱られた。
私は自分の想いを表現した事を後悔した。
いっそうの事
‘何もしなければ良かった!’と想った。
私の心の中は・・・
冒険 → 自分のしようとする事を阻止される・
押さえつけられる →
誰も、私の頑張りに気付いてくれない・
誰も、私の想いに耳を傾けてくれない。
このような心の癖・パターンがあった。
そして、現実社会で生きようとする時には
恐怖や不安の感情で
私は心を麻痺させて生きてきた。
恐怖や不安に怯える私は
水面下で心の司令塔を創り、
固く閉ざされた小部屋の窓から
心の外側の矛盾を追及し始めた。
この事が周りに知られると、
押しつぶされる事を予測し、
自分の想いを表現しないと決めた。
不思議な事に・:・
想いを表現し、行動を起こそうとすれば
恐怖や不安の感情スイッチが入るように
マインドスイッチも用意され、
想い通りの人生を歩んでこれた。
心理学教室で理解して貰っても、
癒して貰っても、
私の心が満たされなかったのは、
こんなに強い自分が居たからだ。
対人関係に悩み苦しむ、
弱い心の私は、自分の想いに
耳を傾けてくれる人を探し求め
出逢ったのが心理学教室の講師だった。
講師は、弱い自分を引き出す名人だった。
心理学教室へ通い始めると、
恐怖や不安に怯える自分の存在が
一人歩きするようになった。
心はシンプルだ。
自分の心の取り扱い通りに
自分の想いを表現すると、
心理や社会の常識を盾にした
講師が私を諭し始めた。
結果、私の想いは押しつぶされ、
残ったのは恐怖や不安を感じさせた
相手への怒りや恨みだった。
そのような状況を水面下で
心の司令塔が矛盾を追及し始めた。
弱い自分は‘今度こそ私の想いに
耳を傾けて貰える’と期待し、
学びの場を変えるが、
強い自分が矛盾を追及し、
更なる学びの場へと放浪し始めた。
心の外側の世界では、
挫折・裏切りなどと、敗北のような人生だが、
強い自分が弱い私に勝ち続けた
学びの人生だった。
水面下で生きる
ほんとうの自分は・・・
ロボットになる事を拒み続けた。
☆ ☆ ☆
2014年2月6日
~ 今・おもうこと ~
高校生の長女が、
病院に行くと、‘摂食障害’だと、
肩書を貰っただろう、そんなとき・・・
長女が、こんなメールを送ってきました。
‘私(長女)のすること、邪魔しないで!!’
と・・・
私は、邪魔しているつもりはなかったのです(^^;
が・・・
それって、
幼い私が、長いこと持ち続けてきた
親や先生などに想い続けてきた事。
長女の想い・考えに耳を傾けると
私自身の心が昇華していくんですよね(^^)
あの頃の長女の想い・考え
幼い頃から持ち続けてきた私の想い・考え
その・根源に耳を傾けると♪
ほんとうの自分と出逢って
心の種に火を灯して
生きる道があったんですね(^^)/