前回の記事Queenの話の続きになります。
私は英語を使う仕事をしてもう25年ぐらいになりますが、実は洋楽を好んで聴くということがありませんでした。
関心を持って、聴こうと思って聴き始めたのは実はこの1年ぐらい。
「え?英語できるのに洋楽聴かないの?」
そう思う方多いかも。
いやそんなに珍しいことではないと思います。
聴かなかった理由は、私は元々英語ができなかったから。
「英語わからない人間が洋楽聴いても意味ある?だって歌詞理解できひんやん」
本気でそう思っていました。
これを読んで
「え?なんで?」と仰天する方、
「そうそう、わかる!!」と思う方にわかれるのではないでしょうか。
洋楽好きな方たちが全員英語ができるわけではないので(そりゃそうですよね)
「英語の歌詞わからないけど洋楽聴くよ?」
「歌詞よりも曲を楽しんでるから」
と言う方も多いです、実際には。

そんな江戸時代の鎖国前の日本人みたいな思考の私が、洋楽を好んで聴き始めたのは大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディー」でした。
もう8年ぐらい前になるのかな。
この時に改めてQueenの楽曲を聴いて、自分の耳の成長に驚きました。
CMなどでなんとなく知っている曲が多かったのもあるけど、でも当時の私は当然英語の歌詞は知りません。
でも映画館でQueenの楽曲を聴いて驚きました。
フレディ・マーキュリーが歌う英語の歌詞が、聴こえた通りに脳内に入ったから。
「英語を英語で理解する」
まさしくこれです。
私自身が英語力を身に着けたというのもありますが、それだけではないと最近わかってきました。
※フレディの英語が聴きとりやすい
※歌詞の英語表現がシンプル
※英単語は難解なものもあるが文法が正確でわかりやすい(日本で言うと中学英語から仮定法入るので高校1年レベル)
私が意外だったのは最後の英文法。
フレディの歌詞は規則正しいというか、きちんと感あると私は思っています。
いわゆるロックって早口でまくし立てて、放送禁止用語やスラング連発で何言ってんのかわからないもので、英語表現もぐっだぐだと思ってたので、え?違うのと。
この経験でQueenいける!聴ける!と自信がついた私。
でもそこから一歩踏み出すきっかけはなく、月日はそこから流れて。

そんな私がググっと変化したのは、やはりシングライクトーキングの佐藤竹善さんの影響でしょうか。
ソロでは洋楽カバー曲が多い竹善さん。
日本人が洋楽を歌うのが私には良かったのです。
もし竹善さんがバイリンガル育ち、つまり英語を母国語としている方だったら?
私は影響うけなかったと思います。
親近感は感じないであろうから。
竹善さんは大学受験英語(つまり高校英語)をベースに、そこからはご自身で英語を身につけてきた方だと思います。
ご自身が敬愛する海外アーティストの英語の発声をつかむために、きっとレコードがすり減るぐらい聴きこんで、徹底的に真似して自分のものにされたのでしょう。
「日本人が洋楽をカバーする」
日本人が表舞台で英語を話すと、残念ながら否定的に見る人たちがいます(特に音声面に対して)
元々バイリンガルスピーカーでない方に対しては厳しい。
なので竹善さんも数々のやりにくいご経験、かなりされたかと覆います。
でもそれらを超えて、洋楽をカバーして歌い続ける。
きっと何か伝えたいものがあるのだろうなと。
「竹善さんが様々な洋楽カバーを通じて、私たちに伝えたいものって何だろうか」
そう思いながら聴くようになると、不思議なもので私は洋楽と近しくなりました。どんどん入って来るようになりました。
影響を受ける存在がいるかどうか。
洋楽を好きになる場合、その存在大きいと思います。
「英語わからないのに洋楽聴いて意味ある?」
そう思っていた過去の私に今言えるとしたら・・・
「意味あるよ」
「まずは曲を楽しむことから入れば良いよ」
そう伝えます。
歌詞はネットでの翻訳探せばわかりますよ。
そのほうが身につくから。
「意味あるの?」
あるよ。
だれだって洋楽を聴いて良いんだって。
そんな自分自身を否定する言い方、しなくても良いんだよと、ね。















































































