「完璧な美しさ」って何?
ここ数日は
ステンドグラスのパネル作品の
仕上げに集中していました。
思い返せば
ステンドグラスを始めたばかりの頃は
とにかく楽しくて仕方なかったんです。
「もっと作りたい!もっと学びたい!」
そんな純粋な情熱が私の原動力でした。
でも、いつの間にか
「完璧を目指さなきゃ」
という気持ちが強くなって…。
そうなると
「まだまだ自分はダメだ」と
自分を責めるエネルギーが湧いてきて
だんだんと
楽しさが消えていったのです。
「もうやめたいかも…」
そんなふうに思った時期もありました。
けれど今の私は
こう思えるようになりました。
完璧じゃなくていい。
未完成なままの私で十分幸せ。
たかが数十年で…
ステンドグラスには
千年の歴史があります。
そんな深い世界を
たかが数年や数十年で
極められるわけがないんですよね。
だから私は
“到達できなくていい道”を
これからも歩いていこうと思います。
凡人でいい。
不器用でいい。
でも
心を込めて、楽しみながら。
そう思えるようになってから
制作する時間そのものが
愛おしく貴重なものになりました。
この天使のパネルは
そんな「私の美学」を込めて
制作しました。
正しさより、愛おしさ。
完璧さより、ほっこり感。
どんな道であろうと
自分の選んだ道を正解にしていい
という感覚こそ
今の私の安心の源になっています。
最後までお読み頂き






