昨日の基本的欲求 についての続き・・・
ご紹介したこの5つの欲求は、下記のように4つと1つに分けられます。
「愛/所属」「力/価値」「自由」「楽しみ」の四つの欲求は、心理的欲求
です。これは、私たちの脳の中の【新脳】と呼ばれる部分(いわゆる大脳皮質)が司っています。
これに対して、「生存」の欲求は、身体的欲求
です。こちらは、脳の中の【旧脳】と呼ばれる部分(大脳皮質の下部組織全体)が司っています。
さて、皆さん!
この【心理的欲求】と【身体的欲求】では、どちらが優位だと(偉いと☆)思いますか?
講演会でこのように質問を投げかけると、
だいたい8割くらいの方が【身体的欲求】の方に手を挙げられます。
みなさん、食欲や睡眠には勝てないよー
と思ってらっしゃるのですね~☆でも本当にそうでしょうか?
例えば・・・
お腹の空いているチンパンジー
をコンビニに連れて行ったとします。そこでは何が起こるでしょうか…?
えぇ・・・
きっとスゴいことになりますよね
では、お腹の超
空いているあなたがコンビニに行ったら、何が起こりますか?・・・きっと、いつものように品物を選んで、お金を払って、商品を手に入れるでしょう

この違い、実はとても重要なことなんです。
つまり、身体的欲求がどんなにシグナルを出していても、
それをどのように処理するかは、私たちの心理的欲求が指示を出すことができます。
身体の反射的な行動は別として、
ほとんどの行動は人の心理的欲求によってコントロールすることが可能です。
一般的には、これが【理性】と呼ばれています。
もしも、人間の身体的欲求、いわゆる【本能】の部分が本当に優位なら、
人は自分の命を犠牲にして人を助けたり、
あるいは、命の危険をおかしてまで冒険に出たり、
または、自ら自分の命を絶つようなことはないはずなんですよね…