
ニュースで日本の経済成長を支えた日産自動車工場が、時代の要請によって防衛ドローンの生産拠点に変わろうとしている現実に、日々激変する世界の中で「平和を願うだけで国を守れるのか」という問いを、私たちは突きつけられています。
日蓮聖人は「国家の安危は政道の直否に在り(こっかのあんきはせいどうのちょくひにあり)」と示されました。
正しい政治が行われれば国は安泰であり、不正な政治が行われれば国は危機に瀕する、という意味です。
そしてその政治の良し悪しを決めるのは、他ならぬ私たち一人一人の思想であり、精神の正しさです。
国を導く名君も生まれるのも私たち次第ということです。
聖人が『立正安国論』で説かれたのは、現実の国際情勢から目を背けることでも、ただ武力に頼ることでもなく、法華経の智慧によって、直面する危機を冷徹に見つめながら、私たち自身の精神を磨き、正しい選択をしていくことでした。
私たちに何が出来るのか。
グローバルな荒波の中で国を守り、未来を創る為には、まず自分自身が実生活を大切にすることだと思うのです。