日の出前の薄明の時。
夜の間、賑やかだった星たちの瞬きが
少しづつ穏やかになるのと同時に
東の空の明るさが増していきます。
葉っぱを落としている木々の向こうには
富士山や南アルプスの山々のシルエット。
曙から暁へ
お日様が顔をだす直前のモルゲンロート
夏の間は、
薄暗い時間帯から鳥たちの声が響くのですが、
気温の低い冬の朝は、鳥たちもまだ活動前。
音のない静かな時間の中で
色だけが刻々と変化していく様は
騒がしい夏よりもドラマチックに感じますね。
外は氷点下の朝ですが
寒さに体が慣れてきたのか
それとも
家の中が暖かいからなのか、
引き締まった朝の空気は、心地よいものです。
熾火の残るストーブに
焚付けを入れると、あっという間にあがる煙と炎。
一日中、揺らめく炎のある季節。
しんと静まった静かで寒い冬が好きなのですが
寒さの期間も短くなっているこの頃。
急に春のような陽気になったり
狂ったような風が吹き荒れたり。
本当はもっとのんびり冬眠していたいのだけれど
なんだか急かされているような気分・・・
明日から暦は、冬の土用期間へ。
土用の期間が終わると「立春」
新しい四季の始まりです。
12月の冬至日からまもなくひと月。
気づけば日の暮れるのが少しずつ遅くなっています。
来週からは
日の出の時間も少しずつ早くなっていきます。
季節が進んでいることを
自然界は教えてくれているのですよね。
寒さはまだまだ続きますが、
次のサイクルへと意識を向ける時。
新しい季節(とし)への準備をしていくタイミングです。


