プロフィールの著者名には「Main」とローマ字がふられ、愛媛県松山市の霊能者一族に生まれた方で、先祖は、第37代斉明天皇に仕えた采女(うねめ)であると書かれている。つまり遺伝的に霊能力を継承してきた巫女さんの家系ということだろう。
大勢の人々の悩み事相談に応じてきた霊能者さんだからこその記述は、多くの読者が聞きたいであろう悩みを網羅している。しかも、冗長で無駄な記述がなく、ポイントが明確で分かりやすく、密度の濃い記述になっている。2013年12月初版。
【仙骨と松果体】
著者さんは、持って生まれた霊的脳力が災いして、見たくもないものが見えたり知りたくもない情報が飛び込んできたりで、消耗が激しい生活だったという。ところが、
3歳だった息子が仕掛けたイタズラで、お尻の尾てい骨と、骨盤の中心にある仙骨を重いっきり打ちつけたのです。(p.47)
で、これを機に、霊能力を切り替えるスイッチングができるようになった。これって間違いなく高次の采配。
密教の書物を読むと、私が打ち付けた尾てい骨には霊的なエネルギーが眠っているという考えがあり、わざわざ金槌で叩く修行があるそうです。仙骨は骨盤の基盤ですが、6番目のチャクラと連結・連動しており、そこを刺激することによって松果体が刺激され、心眼(第3の目)が開くとされているのです。(p.48)
【神秘の骨「仙骨」】
【仙骨:中真感覚は「ゼロ」である】
「松果体」の重要性を繰り返し語っているドクター🐬先生は、「ゼロ秒の世界」という表現をしているけれど、上記リンク内にある「時間のないゼロの世界」を創出するのは、仙骨なのだろうか? それとも仙骨と連動するようになった松果体なのだろうか?
【“この世学校”での「悩み」は、高次の企画書にある「課題」】
すべての魂はそれぞれ必ず目的を持っています。魂がもっている目的を果たすために、私たちはこの世に生まれてきたというわけです。(p.69)
ところが、“この世学校”に来た途端、魂は必ず肉体を持たされます。肉体を持つことによって、いろいろと制限を課されるのです。(p.70)
悩みのほとんどは、肉体を持つことによって生じるものと考えられます。
つまり、高次の企画書には、
「あえて肉体という足かせをはめて問題を起こし、その葛藤のなかから回答を得ていく、理解を深めていく」
といったイベントが書きこまれているわけです。
何かに悩むということは、自分に与えられた課題に取り組んでいる真っ最中であるということ。(p.71-72)
“高次の企画書”は、スピリチュアル界では“ブループリント”と言われることが多い。
課題をクリアしないと・・・
もしかすると、いま自分が向き合っている課題は、前世の自分が先送りした宿題なのかもしれません。
なんとしてでもクリアするしかない、クリアするまで次の段階に行けないという高次の揺るぎないシステム。腹をくくって向き合うしかないわけです。
課題とは、大きくいえば自分の魂が持つ癖を矯正することです。(p.72)
魂が持つ癖が“矯正”されるまで、何度でも同じ課題が“強制”される。
良く言われるのが、「せっかく離婚したのに、再婚したらまた同じような相手だった」 というパターン。自分の“魂の癖(周波数)”が変わってないのだから、周波数の法則で、同じような相手と引き合う。当然。
【すべての魂が目指すこと】
全ての魂は、
「愛の本質を理解すること」
「他人も自分もない、結びの世界を構築すること」
を目指しています。
そのために邪魔になる傲慢さだったり、他人を見下ろしたり思いやることのできない心、お金への執着心、数多くの煩悩、それらを矯正して、魂の「上がり」を最終目標としているのです。
上りとなれば、もうこの世に生まれてくることはありません。(p.72-73)
目指すべきことが2つ書かれているけれど、この2つは、「無条件の愛」という1つに集約することができる。
ヘミシンクを開発しモンロー研を創設したロバート・モンローさんは、「無条件の愛」のことを「Super Love」と言っている。
《参照》 『SUPER LOVE』 坂本政道 (ハート出版)
《参照》 “愛・無条件の愛”に関する引用一覧
【魂レベルの視点で物事を見る】
この世は、「正直者はバカを見る」といわれたりする世界です。
しかし、高次の常識で考えると、正直者は決してバカを見ないのです。それどころか、
「この世は勝手にやったもん勝ち」
「ズルしたってバレなければいい」
と人を出し抜いたり陥れたりすると、その行為は100%自分に返ってきます。いつかは自分が出し抜かれたり、陥れられたりする報いを受け、せっかく上がった階段を転げ落ちることになるのです。高次の采配は容赦がありません。でも、嬉しくもあります。こんな公平な世界はほかに存在しないでしょう。(p.74-75)
「天網恢恢疎にして漏らさず」という諺は、このことを言っている。
魂レベルの視点で物事を見るとは、高次の常識に照らして見ることに他ならない。それを日本人は『道徳』と表現しているのだけれど、日本人を高次元と切り離すために、小学校教育の場において『道徳』という授業はすでに数十年前に無くなってしまっている。故に、生徒はもちろん、『道徳』に関するまともな知見すらない教師が殆どだろう。
《参照》 『愛の循環の中で宇宙に徳を積む生き方』 知花敏彦 (新日本文芸協会)
【人間力は、気に現れる】
気は人間力とイコールです。人間力が上がれば、必然的によりよき大きな気を発します。(p.90)
ここで言っている「気」は、「オーラ」に置き換えていい。
「人間力」は、「様々な体験の積み重ね量」に比例する。
《参照》 『ネガティブを愛する生き方』 伊藤美海 (総合法令) 《後編》
【人間力:理想を現実化する力】
【出会いについて】
ソウルメイトとの出会いを期待する人が多いけれど、ソルメイトとの出会いは稀であり、そのようなカップルはめったにいないので、それを待っていたら人生が終わってしまうから、積極的に行動しなさいと言っている。
さらに、
どんな人と出会うか、その人とどういう関係を結ぶかは、あらかじめ定まっているものではありません。自分がどう生きているかによって変わることです。私たちがこの時代の日本に生まれたという宿命は変えられませんが、与えられた舞台でどう生活するかは、いかようにも変えられます。心躍るような相手と出会えるかどうかは、自分の生き方次第ということです。(p.99-100)
多くの人々が、ソウルメイトとかツインソウルなどの言葉に惹かれるのだろうけれど、これを“赤い糸の伝説”や“白馬の王子様願望”に合わせて都合よく解釈してしまう。そして、日々の現実を真摯に生き抜こうとする基本をおろそかにするのである。
【結婚への早道】
結婚相手は他人です。親のようにあなたを愛してくれて、経済的にも支えてくれて、家事も手伝ってくれる ―― そんな都合のいい相手はまずいません。いたら詐欺師ではないだろうかと疑った方がいいくらいです。
結婚したいのなら、まず、自立することです。精神的、経済的な自立こそが結婚への早道です。(p.101)
「自立こそが結婚への早道」という結論を読んで、「えッ!」と思った人は、周波数の法則を理解していない。自立している人も、自立していない人も、「類は友を呼ぶ」という周波数の法則に則して、同じ人間同士が引き合うことになる。自立している人と自立してない人は、引き合わない。
現在のような社会状況下において、経済的自立は壁が高くて酷な気がしないでもないけれど、だからといって「相手に望むのは経済力だけという基準で結婚するなら、後々、崩壊することが多い」と書かれている。
好きでも嫌いでもないけれど、将来性があるならキープしておきたい。これは愛でしょうか。私には依存心の固まりのように思えるのです。(p.102)
依存心と綺麗サッパリお別れして、強くなるしかありません。強くなるとは、イコール自立するということです。
自立さえすれば、収入が少ない彼とも、一緒に手をつないで歩いていけるでしょう。
1馬力しかない男性に女性がぶら下がれば、やがては共倒れになったり、彼が故障してしまいます。1馬力と1馬力が合わされば、3馬力にも4馬力にもなるのが人間なのです。(p.107)
結婚をしないという選択も勿論あるけれど、結婚しようとしまいと、「自立」は全ての人々にとっての「共通必修課題」。スピリチュアルな書物を読んできた人なら、「そんなの当然」と認識している(はず)。
《参照》 『パートナーシップの魔法』 宇咲愛 (光文社) 《後編》
【依存心はNG】
【魂の年齢と成熟度合い】
好きな男性とその男性が付き合っている女性に、生霊となってまとわりついている女性に対し、男性の気持ちを尊重するようにアドバイスしても、全く聞き入れない。そこで、こう告げたという。
「申し訳ありませんが、お金は要りませんので、お帰り下さい」
彼女の感情のなかには、恋愛の良識や人間関係の良識は存在せず、思い通りにならない子供が駄々をこねるような、もどかしさしかありませんでした。
なぜ、そういう幼い考え方になるのかといえば、魂の年齢が幼いからです。
問題行動をとる人の多くは、魂の再生回数が少なく、まだ魂が動物に近いことが多い。
私たちの肉体に入っている魂の成熟度合いは決して同一ではなく、何度この世に生まれ変わってきたか、どれだけこの世で体験したかという魂の年齢は、人それぞれ違います。(p.110)
そう、魂の年齢が幼い人々は、ストーカー殺人など狂気じみたことも平気でする。魂の年齢が幼いと、恋愛関係の逸脱行動に限らず、全般的に道徳レベルが低いから、霊智(スピリチュアル)に興味を持つことはほぼなく、一般的な知識・知恵にも至っていないのが普通。故に、この世において経済的に恵まれない人生になりやすい。そこで、糊口を凌ぐために“盗む・騙す”という犯罪行動を良心の呵責なく当り前にするのである。
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