(第1番~第10番) の続き

 

 

【第11番】 藤井寺(ふじいでら) 本尊 薬師如来

有料駐車場に車を止めて、小川沿いに少し歩くと山門があります。コンパクトな境内ながら、本堂は凝った造りになっていました。

寺号は、弘法大師が境内に五色の藤を植えたことに由来するとありましたが、それらしい藤があったかどうか・・・。

境内には、お接待をするお爺ちゃんがいて、ヤクルトとモナカをくださいました。「お接待は受けるべき」とガイドブックにあったのを覚えていたので、感謝の言葉と共にありがたくいただきました。

 

【第12番】 焼山寺(しょうざんじ) 本尊 虚空蔵菩薩

ここに来るのに、山間部の狭い道を対向車も後続車もないまま1時間ほど軽快に走りました。

駐車場から山門まで、なだらかな上り坂を200mほど歩いたでしょうか。

直径1mを超える杉の巨木が林立する山頂付近にあるお寺です。

ここは徳島市内のお遍路寺院の中では、最も人里離れたところにある寺院なので、やはり気が冴えている感じでした。

 

【第13番】 大日寺(だいにちじ) 本尊 十一面観世音菩薩

山を下り鮎喰川沿いを30分ほど軽快に走ると着きました。

弘法大師が、この地で護摩修法をしていると、紫雲がたなびき大日如来が姿を現したそうです。で、この寺号なのに、なぜか、本尊は十一面観世音菩薩となっています。大日寺と道路を挟んだ向かい側には、一の宮神社がありますが、江戸時代に阿波3代目藩主、蜂須賀光隆公により本堂が再建され、諸国の総鎮守・一の宮が建立された時、大日寺はその別当寺として同じ境内にあったことから、現在でも、一の宮で祀られていた行基菩薩作の十一面観世音菩薩が本尊となっているということのようです。

なお、お遍路88カ所の中に、大日寺という名のお寺は3つ(4番、13番、28番)あります。


【第14番】 常楽寺(じょうらくじ) 本尊 弥勒菩薩

住宅街に近い、なだらかなデコボコした岩盤斜面の上にある寺院でした。

鳥居脇を車で進んで、本堂のそばの駐車場まで行くことができました。

 

【第15番】 国分寺(こくぶんじ) 本尊 薬師如来

本堂は改修工事中でしたが、横に仮本堂が置かれていました。

国分寺という名のお寺は、昔の行政区に1つずつ置かれたものなので、

88カ所の中に、各県に1つ、計4つ(15番、29番、59番、80番)あります。

 

【第16番】 観音寺(かんのんじ) 本尊 千手観世音菩薩

住宅街の中にあるお寺でした。

ここの納経所では、大師の筆跡を基に刻印した光明真言印判を希望者の白衣に押印してくれます。

本堂の右側に、「八幡総社両神社の由緒」という石碑があり、そこには、阿波国の総社として建てられた神社に、近在の八幡神社を合祀したものであることが書かれていました。観音寺との関係は不明です。

 

【第17番】 井戸寺(いどじ) 本尊 七仏薬師如来

寺号は、弘法大師が一夜にして井戸を作ったことに由来するとか。

駐車場が本堂の裏側にあったので、本堂に参拝してから赤い見事な仁王門を潜るという順番になってしまいました。

 

お遍路2日目はここまでです。

徳島市内の札所は、ここが最後です。

ちょうど切りのいい札所で2日目が終わりました。

昨夜と同じホテルに宿泊です。

 

お遍路3日目は、徳島県の南部にある札所を巡ります。

この日も天候に恵まれました。

 

【第18番】 恩山寺(おんざんじ) 本尊 薬師如来

行基菩薩が開いたこのお寺で、弘法大師が修行していた折、讃岐から母の玉依御前が訪ねてきたので、大師は17日の秘宝を修して女人解禁の祈念を成就し、母を寺に招き入れて孝養したそうです。境内に立つ弘法大師像の脇には、「弘法大師御母公御剃髪所」という石碑がありました。

最近の女の子なら、「女人解禁したって、瀬戸内寂聴みたいに剃髪しなきゃならないんなら、絶対にイヤ!」って言いそうな気がします。

 

【第19番】 立江寺(たつえじ) 本尊 延命地蔵菩薩

弘法大師が彫像した本尊の「延命地蔵菩薩」の胎内には、行基菩薩が光明皇后の安産を祈願して作った黄金の「子安地蔵」が納められているそうです。

 

【第20番】 鶴林寺(かくりんじ) 本尊 地蔵菩薩

弘法大師が修行中に、瑞雲がたなびき、雌雄二羽の鶴が黄金地蔵菩薩を守護しながら舞い降りたのだそうです。

ここは神社ではなくお寺ですか、本堂前の左右に鶴が向かい合って立っているお寺を、初めて見ました。向かって右側の鶴は羽を少し広げた姿をしています。

納経所で御朱印を書いてもらうと、鶴がデザインされ 「四国第二十番 鶴林寺 交通安全守護」 と赤書きされた金ピカのステッカーをくださいました。

 

 

(第21番~第30番)