《前編》 より

 

 

【既存の現実に対する根強い執着をもつ人類】
 一般に、地球人には既存の現実に対する根強い執着があります。それは現実の基盤となっている思考体系への極端な固執といってもよいでしょう。こうして人々は、従来通りの現実をそのままの状態に保ち、「現実には一貫性と継続性がある」という幻想に浸り続けるのです。(p.151)
 高次な意識(周波数帯域)から見れば「人間の世界(現実)は幻想」なのだけれど、低次な意識(ベータ波という周波数帯域)でしか世界を認識しない人間にとっては、「高次な世界こそが幻想」なのだということになってしまう。
 「意識を変えなければ違う世界は開けてこないのだ」ということをキチント理解しないことには、現実という隘路から出る方法はない。
 さらにその上で、「高次存在に比べて、人類の脳の情報処理能力はかなり劣っている」という現実も、ちゃんとわきまえておいた方がいい。
 宇宙人と地球人の現実には大きな隔たりがある今の段階では、私たちの考えを誤解を招かずに皆さんに伝えるのは困難です。チャネリングという手段によって伝えているこのメッセージも、私たちの真理を皆さんの思考体系の枠内で受け入れられるように置き換えられています。それはあくまでも、皆さんの現実の受けとめかたに合うように置き換えられた真理なのです。(p.168)

 

 

【技術に頼るのではない】
 現在、宇宙人と交信するために地球で実施されていることの多くが、電波の発信のように技術の仕様に偏ったものであることは皮肉です。なぜなら、私たちプレアデス人が地球人と交流を実現させる上でもっとも重視しているのが、地球人との情緒的な結びつきをつくることだからです。(p.177)
 そのうちに、宇宙人との遭遇は、あくまでも内面的なプロセスであることに気づき、懐中電灯や望遠鏡を片付けて、自分の心の内を見つめ始めるでしょう。その時点で、宇宙人との出会いに欠かせない大きな変化が、心の中で起きたことをあなたは実感するでしょう。(p.178)
 メーテルリンクの『青い鳥』の主旨は、「宇宙人との遭遇」に関してもピッタシカンカンで使える。

 

 

【ゼータ・レクチル人と日本人】
 ゼータ・レクチル人は、個性の追求が利己主義をはびこらせ、ひいてはそれが彼らの故郷の惑星を滅亡させた原因だったという思いから、徹底して個性を排除する道を選びました。その結果、現在の彼らには、心身ともに個体差はほとんどなく、全員が集合意識の一部となって行動しています。
 こうしたゼータ・レクチル人の特徴は、現在のアジア人にどう反映されているでしょう。他の人種と比べると、アジア人には肉体的な差が少なく。体毛も少ないです。また、精神面では、内面的な世界とのつながりを比較的強く保っており、個人よりも集団の一員として行動することを重視する傾向があります。こうした特徴は、すべてゼータ・レクチル人に由来します。自分たちが集合意識体の一部であるという理解に基づいて行動するゼータ・レクチル人の気質こそが、将来、地球に統一をもたらす重要な鍵になるだろうと、地球人類の創成計画に携わった宇宙人たちは考えたのでした。(p.227)
 ゼータ・レクチル人の外見は、下記リンク書籍の表紙に描かれている。悪しき宇宙人として報告されているグレイに似ているけれど、ゼータ・レクチル人の精神性は上記のとおりである。
  《参照》  『プリズム・オブ・リラ』リサ・ロイヤル&キース・プリースト(ネオデルフィ)
 現在の中国人の精神性は、アジア人というより殆ど欧米人みたいに利己的なのだから、ここに書かれているゼータ・レクチル人の特徴が反映されたのは、“アジア人ではなく、日本人だろう”と思うけれど、まさにそうなのである。

 

 

【神聖な起源を持つ国】
 アジア人を創成するための遺伝子実験は、主に日本と今では海底に沈んでしまった周辺の島々で行われました。未来の地球の統合の旗手という役割を担うべく創成されたアジア人には、当初から大きな期待が寄せられていました。その種族の誕生の地として選ばれた日本が神聖な起源を持つ国であるという考え方は、ある意味では的を射ています。(p.227-228)
 なお、この本のp.231-232 にかけて記述されている古代日本における宮島の様子は、浅川吉富さんや坂本政道さんが引用しているので、そちらをどうぞ。
  《参照》  『龍蛇族直系の日本人よ!』浅川嘉富(ヒカルランド)《前編》
          【呉と宮島の海】

 

 

【霊峰富士は地球のクラウン・チャクラ】
 富士山に行くことによって、あなたは自分のクラウン・チャクラを活性化し、ハイアーセルフとの結びつきを強めることができます。富士山は世界の統合を促す、すばらしいパワースポットです。富士山の噴火を危ぶむ人々に対して、私たちは「今から地球が滅亡するまでの間には噴火するでしょう」とお答えしておきます。ふざけているわけではありません。もし富士山が噴火したら、それは地球にとっての「クンダリニ体験」になります。強い電気が一気に流れると電気回路がショートするように、富士山の噴火は地球の集合意識に大きな衝撃を与える可能性があるので、噴火が「時期尚早」と判断された場合には、それが容易に起こらないような働きかけがあるでしょう。(p.239-240)
 クラウン・チャクラとは、頭頂のチャクラといわれる第7のチャクラ、即ちサハスラ・チャクラのこと。クンダリニとは、第1のチャクラから第7のチャクラまでを結ぶ線(タオの幹)のこと。
 富士山は地球にとってのサハスラ・チャクラ。ついでにハワイは地球にとってのアナハタ・チャクラ。
 この記述にあるように「人類の覚醒」という視点で読むなら、富士山の噴火は、全く困ったことではないのだし、むしろ好ましいことになるけれど、ベータ波の意識(人間にとっての現実)でしか考えられない人々にとっては、恐怖の世界になってしまうだろう。

 

 

【特別なのは日本だけではない】
 日本ほど西洋に技術文明と東洋の霊的な伝統をあわせ持つ国は、他にありません。日本は東西の統合を実現する国になりえると、私たちは感じています。東西の叡智を融合させて、それを世界のために役立てるのが日本の役割です。多くの日本人はこうした役割に実感を持てないでしょうが、日本はすでにその役割をエネルギーのレベルで果たしています。(p.242)
 日本は東洋と西洋の統合のためにあり、台湾はアジアと日本の統合のためにあるのだろう。どの国にも重要な役割があるはずである。
 しかし、特別なのは日本人だけではありません。全人類が神聖な起源を持っているのです、世界を一つにするために、「特別なことをしなければ」と気負う必要はありません。何よりも大切なのは、一人一人が心を開き自己本来の姿になることです。それこそ、あなたが地球に対してできる最大の貢献です。(p.242)
 自己本来の姿は、童心に帰ることである程度近しい処に行ける。衣食住を対象に物質的欲望を全開にし、おカネの心配ばかりしているような心の在りかたでは、地球に対して何の貢献もできないだろう。

 

 

【アセンションの定義は統合である】
 「アセンション」とは「統合」とか「融合」を意味します。具体的に説明すると、それは肉体的な存在としての自己から、より開かれた現実に生きる内面的な自己と融合することです。平たく言えば、それはハイアーセルフと一つになる過程です。(p.247)
 一人一人が、顕在意識・潜在意識・深層意識の統合・融合を果たしてハイアーセルフに出会ってゆく内的過程と、世界が「統合」「融合」に向かってゆく外的過程は、同時進行ということになる。
 世界中で行われているさまざまなセラピーを通じて、アセンションの階梯を昇りはじめた人々は、たとえそれが単なる個人的な気づきであったに過ぎないとしても、それだけで充分に、世界の融合・統合に貢献していたことになる。
 アセンションの定義の仕方はいろいろあるけれど、この書き出しにあるように「融合」「統合」とするのなら、それは西洋占星術で言うところのアクエリアン・エイジ(宝甕宮<水瓶座の時代>)の象意と同じである。そして日本神霊界の枢要な用語である「むすび」にも重なる。
 地球風水である 『ガイアの法則』 が示唆しているように、アクエリアン・エイジは大和のスピリットが花開く時代なのである。
  《参照》  『異文化に心を溶かせて』穴口恵子(悠飛社)《後編》
          【アクエリアン・エイジ】
  《参照》  日本文化に関する疑問と回答
          ■ 日本文化の中心概念:結び ■

 

 

<了>