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 過去に読んだ船井さんの書籍や、船井総研現社長の小山さんの書籍の中に書かれていることばかりなので、新発見は殆どない。復習的に一部書き出すのみ。

 

 

【圧縮付加法】
 店の売り上げを一挙に上げる方法の一つに、圧縮付加法があります。
 これは売り場面積を圧縮させることによって、その店の長所を生かす方法です。 ・・・(中略)・・・ 。売り場面積は3分の2になるにもかかわらず、売り上げはぐっとあがるのです。広々とした店舗よりも、お客さんの集中力が高まるのです。(p.28)
 ここでは、集客の関する “密度感” という因子を語っているけれど、別の書籍では、窓をなくすなどして “密閉感” を創出することで、個人的な買い物や日常の食卓を覗かれたくない顧客(主婦)の心理が保たれ売り上げが上がるとも書かれていた。

 

 

【何のために働くのか】
 人間は、人間性の向上を求めて、この世に生れてきました。そして、生まれたからには、どんな人でもそれぞれに使命・役割があります。
 結論から言うと、何のために働くのか、というのは、人間性を向上させ、使命を見つけるために働くのです。使命に沿って活躍すると、自分も満たされ、幸せになり、まわりの人も幸せにすることができます。
 自分の使命は、働けば働くほど早く見つかります。働くことによってしか、使命を見つける方法はないと思います。他人よりよく学び、よく働いた人ほど、最終的には成功し、幸せになり、ツキが回ってくるようです。(p.3-4)
   《参照》   『勝つための方法』 船井幸雄・小山政彦・佐藤芳直 中経出版
              【一生懸命働くのは・・・】

 

 

【天職を求めるなら】
 最初のうちは、ちょっと嫌だな、と思う仕事であっても、3年はこれが自分の天職だと思って、やり続けてみてください。
 それでも好きになれなかったら、その会社を辞めて別の仕事をするのがいいでしょう。それまでの3年間に、一生懸命やったのであれば決してムダではありません。
   《参照》   『人を敵にまわすか味方にするか』 小山政彦 (大和出版
              【3年間の集中があなたを天才にする】
 早く天職につきたい人は、まずプロ意識を持って、いまの迷いをすべて断ち切ることです。プロ意識がつくと、それが基準となって、自分なりの考え方が変化してきます。プロなりの行動やクセづけができるようになり、迷っていた仕事が楽しくなってきます。そうすると、自分もまわりも楽しくなります。(p.33)
 船井さんが社長だった時代、船井総研に入社したら、迷っている暇が持てない程どころか、5時間以上寝ている時間がない程、多量な仕事が与えられたという。そうすると1年で半分はやめて行くけれど、残った者たちには目覚ましい成長が認められた (p.16) そうである。
 タフを厭いいつまでも軟弱で居続けようとするならば、畢竟するにいつまで経ってもプロにはなれない。私は大卒当初、甘っちょろい会社に入社してしまったから、“人財” にはなれず “人材” 以下 “人罪” 寄りになってしまっている。いまさら取り返しがつかない。船井流の仕事術は正しいと思う。

 

 

【人間らしい生き方】
 人間の脳は、使えば使うほど良くなるのは、私自身74歳になって、実感しています。スポンジが水を吸収するような、知識旺盛で素直な学生時代に比べると、多少の差はあるのかもしれませんが、それらを考慮に入れても、多くの知識や経験、広い視野があるため、私はいまが一生のうちでもっとも頭が良いと感じます。
 人生においても、仕事においても、何歳になっても勉強好きで、知識にどん欲であることは、人間の長所を生かした、人間らしい生き方ともいえるのです。(p.103)
 中小企業コンサルタントである菱研の所長は、船井さんより20歳くらい若いけれど、まったく同様なことを言っている。
   《参照》   『中小企業の人材育成の秘訣 深見所長講演録9』 (菱研)
             【良きものに触れて、ボーッとしてない】

 

 

【オールラウンド型人間になるコツ】
 ある研究によると、普通の人が名人になろうとして修業を始めた場合、20の努力で完璧の域に達することができるとしたら、3の努力でその80%が達せられるそうです。逆に言うと、残り20%を達成するには、17の努力をしなければならないほど大変なことなのです。
  ・・・(中略)・・・ 。
 これは名人がいかに得難く、価値ある人であるかわかると同時に、技術者や専門以外の人では、ひとつのことに集中することの効率の悪さも物語っています。
 20年努力すれば名人になれるが、3年間がんばれば、そのうち80%の力はマスターできるとなると、あらゆる仕事を3年間ずつがんばって、80%ずつマスターしてみるのも手だと思います。
  ・・・(中略)・・・ 
 石の上にも3年、といいますが、3年ずつひとつのことを頑張ることは、オールラウンド型人間になるコツともいえるでしょう。(p.111)
 直列的に3年ずつ区切ってマスターしてみるのではなく、並列的に複数を学びながら個々にトータルで3年になるまでがんばっても同様な効果はあるはず。
 オールラウンド型人間そのものである菱研深見所長は、おそらく並列型のマスター法を実践しているはずである。マスターの方法について、「そのコツは、何でもいい加減、あれもこれもいい加減。いい加減に何でもかんでもやり続ける」 と言っていた。
   《類似参照》   『魔法の時間を作る50のヒント』 中谷彰宏 三笠書房
                 【完璧主義の弊害】

<了>

 

船井幸雄・著の読書記録