
この本のカバーの折り返された内側には、「この物語は、愛とセックスについて語り合うためのテーブルのようなものなのかもしれません」 と書かれている。
性の根源的なパワーは正しく用いられるならば、崇高な高次元世界へと人間を導くもの。故に、これに関するシャクティー、クンダリニー、ムラダーラ・チャクラなどの単語が用いられるエソテリック・タントラに基づく宗教の一派が現に存在している。 しかし、この本は、そのような秘教じみた蠱惑的な本ではない。とても印象的な本だった。
【現代人はセックスをしすぎる】
それは、不完全で未熟なセックスを回数で補おうとしているに過ぎない。 (p.58)
【エネルギーの交流】
ジョン・ノイズの考え方は、「人間には磁気とでもいうべき自然なエネルギーの流れがあって、セックスとは、男女がそのエネルギーを互いに交換させる行為である」というわけ。そのエネルギーは、たとえば気功でいう<気>の流れと同じように考えていいでしょう。その磁気交流には射精は必要がない、と彼は自信を持っていうのよ。セックスとは射精行為ではなく、性器の結合によるエネルギーの交流なのだと。 (p.61)
【ポリネシアン・セックス】
フリードリッヒ・フォン・ウルバン博士はポリネシア人のセックスの仕方に衝撃を受けることになる。そして1948年に『性の完成と結婚の幸福』という本を刊行した。博士が到達した考えはこうである。
結合は相互の生体電子の流れを交換し合うことにある。
そのためには密着した抱擁の長い時間が必要だ。
インサートしたあとも、そのまま動かずに、
じっとしている時間こそが大切なので、必ずしも射精や忙しい動きは必要ない。
それ以前に、すでに十分な心身一体の満足感と歓びが訪れるからである。
そして、ウルバン博士はこうレポートしている。
ほんとにいいセックス、
つまり生体電子の交流が成立すると、
2人が離れるとき、
一瞬、青い小さな火花がとぶことがある。 (p.75)
エネルギー交流としての性が、正しく用いられたならば、人間を高次元へと導くことになる。
《参照》 『神界革命』 三原資忍 サン企画
【理趣経】
《参照》 『これが無限の[光フリーエネルギー]発生の原理だ』 河合勝 (ヒカルランド) 《1/3》
【光を生む本来のエッチ】
《参照》 『タオ・コード』 千賀一生 (徳間書店) 《後編》
【 「無欲以觀其妙」 : 観念的性欲なき性行為 】
《参照》 『なぜ性の真実『セクシャルパワー』は封印され続けるのか』 夏目祭子 (ヒカルランド)
<了>