保護猫との出会いが教えてくれたこと ~一匹のサビ猫がくれた、幸せと願い~ | 特定非営利活動法人C.O.N

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地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。

保護猫との出会いが教えてくれたこと

 ~一匹のサビ猫がくれた、幸せと願い~








自分の活動地域では、保護スペースがないためTNR(不妊手術をして地域に戻す活動)の徹底目指してきました。

それでも、必ずどこからか飼い主のいない猫は現れます。

 


年の10月、活動区域外で彷徨っているサビ猫出会いました

「どこから来たのだろう…」

そう思うと同時に早く不妊手術しなければ、また命が増えてしまう。

そんな不安が頭をよぎります。

 

のら猫を「簡単に作る」ことはとても簡単で、誰にでもできてしまいます。

しかし、の猫となってしまった子に手を差し伸べると、そこからは想像以上に多くの壁と向き合う日々が待っています。

 


人懐こい性格だったこの子は、不妊手術後のリリースではなく、保護することを決めました。

ご近所の猫仲間さんが快く部屋を融通してくださり、里親さん探しが始まりました。

譲渡会デビューを目指してMomijiと名前を付けました




 


当会C.O.Nは、伊丹市にある「teamねこの手」さん主催の譲渡会に参加しています

大阪(伊丹)空港内の「星の間」で、2ヶ月に一度開催されています。

Momijiは2回参加してもお声がかからず、ご縁がないのかなと諦めかけていたある日——。






 

2026年2月、特別株式会社ナガワさんから展示場で譲渡会を開かせていただく機会をいただきました。








この会場に、参加猫さんを事前紹介しているblogでMomijiを一目で気に入ってくださったご家族が来てくださいました。

現在のお里親さんです。

先住猫のお友だちになってほしいと、エントリーしてくださったのです。




 

二度のご家庭訪問とお試し期間を経て、正式譲渡の日を迎えることができました。

先住さん保護猫で、お家のない時代にはとても厳しい環境にいたそうです。



優しくて怖がり先住さんは、優しいご家族に迎えられても、ドームベッドからなかなか出てこられず、夜中にそっと一人遊びをするくらいでした。







その様子をペットカメラで見守るご家族の優しい眼差しが、とても印象的でした。

そこに新しく迎えられたMomiji。

心配していたよりもずっと早く、二匹の距離が縮まりました





Momijiに関心を寄せ、ドームベッドから出てきてくれた先住さん

それからはあっという間に、

一緒にご飯を食べ、

一緒に遊び、

お団子になって眠るようになりました。

もちろん里親さんご家族との団欒も一緒





 

本当に、良かったです。

先住さんも、里親さんご家族も、そしてMomijiもみんなが幸せです。

心から感謝の気持ちでいっぱいです

 



でも、これはほんの一握りの猫にしか訪れない、特別な幸せです。

のら猫の存在に、私たち人間がどこかで甘えてしまっている社会の中で、多くの猫たちは事故や病気、天敵、飢えと、常に死と隣り合わせで生きています。



 

どうか、簡単にのら猫を生み出さない社会を意識してください

一匹でも多くの命が、温かい家族と出会える町づくりを、心からお願いいたします。