1ヶ月ぶりの登山である。
初心に戻って、近場の低山へ。
シーズン初めの体に戻っているかと思っていたが、以外にそうでもない。
ジョギングでは登山用の筋肉の維持ができないと思い、ランジを行ってきたことが良かったのか。
気温が下がり、強めの風が吹いていたことも良かった。
やはり山は9月が一番いい。
暑さが落ち着き、湿度が下がり、虫がいなくなり、体が山に慣れてきて、一番心地よく登れる季節だ。
山への登ると、心も体もリセットされる感じがする。
上るにしても、下るにしても、重力に逆らうようにして前に進まなくてはならない。
そのことは、少しづつ近付いている死へほんの少しだけ抗う作業だ。
無意識でいれば過去から押し出され、流される。
生まれてから死ぬまで、生命は結局は土へ還ろうとする無機質な運動だ。
けれども何かを感じ、思考する作業が、自分の命を意味付ける。
意識した瞬間のシャッターチャンスの非連続性で、自分は自分だと認識していた。
不安と恐怖の極致に置かれたときに、最も自分は生きたい!と願うものなんだろう。
死は抗うものでも、受け入れるものでもなく、背負い続けるものだ。
楽なことに身を任せていたら、本当に楽しいことがわからなくなってしまう。
山は人生の投影だ。
考えるだけではわからなかったことを体感を通して教えてくれる。
西別岳の頂上から西の方向にある雌阿寒岳から、白い噴煙が上がっていた。
噴火警戒レベルが2になったらしい。
羅臼岳に続き、近場にある百名山のこれで二つが登れない状況になった。(雌阿寒岳は厳密には火口周辺規制だか)
7:36西別岳登山口
8:58西別岳山頂(休憩34分)
10:26西別岳登山口
往路1時間21分復路55分
合計2時間16分






