『親切は脳に効く』という、
イギリスの科学者の本を読みました。

親切にすると、さまざまないい影響を及ぼすことが、
豊富な研究データの引用とともに紹介されています。
その中で、「なるほど!」と思ったデータがありました。
それは、
親切をする対象を、【他人】
【世間】(ゴミを拾うなど)
【自分】(自分へのご褒美など)
にした場合・・・
「他人と世間に親切にした人たちは幸福度が高まったが、
自分に親切にした人たちは、幸福度に大きな変化がなかった」
というものです。
私は、自分を幸せにする「せかしあ」を
おススメしているので、
「えー?」と思ったのですが、
よくよく考えると、理解できます。
「自分を後回しにしてしまう」
「自分はこれ【で】いい」
「自分さえガマンすれば」・・・
特に日本人には、そういう方が多いです。
でもそれは、
「人に親切にしたほうが、自分に親切をするより気分がいいから」
ということもあるからなのでしょう。
人にやってあげることで、
人も喜ぶし、そうできた自分も嬉しくなる、
2倍の幸せを感じることもできますしね。
本には、
「今いる人類は、人に親切にし、協調する性質をもっている種である」
とも書かれています。
人類の進化を考えると、自分一人で獲物を狩る種族と、
みんなで協調する種族だったら、
やっぱり協調する種族のほうが生き残れるわけです。
だから、今残っている人類は皆、
「人に親切にするといい気分になれる」、
生理学的に言うと、
「オキシトシンという、癒しホルモンを分泌する」
という性質をもっているんですね。
だから本来、人は人に対して優しく、
親切にしたくなるのです。
ただ・・・
「人に親切にするといい気分になるからする」
という、<喜びの動機>だけではない場合もあるわけです。
例えば、
「親切にしないと親に怒られるからやらなきゃ」
「親切にしないと嫌われるからやらなきゃ」
という、<怖れの動機>によって、
自分を後回しにして、
人に親切にしていることもあります。
その場合は、癒しホルモンではなく、
ストレスホルモンのほうが出てしまうのです。
ですから、こういうことが多い方は、
「せかしあ」
をするのが効果的なんですね。
ですから、人のために何かをしようとするとき、
<喜びの動機>か、
<怖れの動機>か、
ちょっと確認してみてください。
そしてもし<怖れの動機>で行動していたら、
「自分を大事にするほうが先!」
です。
そうやって、自分用に
ちょっと美味しいものを飲んだり、
息抜きをしたりするだけで、
心に余裕ができて自分が整うので、
人のためにやることが、
「やらなきゃ」から
「やってあげたい」になって、
気分良くできるので、
相手も自分もハッピーになれるのです!
人に親切にするのは、人間がもともと持っている性質。
でも、「動機」が怖れだと、
ストレスホルモンが出て、
自分を幸せにできなくなってしまいます。
だからやっぱり、まずは自分を大事に、
親切にしてくださいね!^^
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