認知症。
私自身もだんだん物忘れしやすくなっているので、
「もしかして、若年性健忘症では?」
などと冗談で言ったこともあるのですが、
本当に病として「若年認知症」になり、
昨日できたことができなくなって、
大切な人のことも分からなくなったら、
どれだけ怖ろしく悲しいことなのか・・・。
そしてそうなると、現代社会では
どれだけ世間とは断絶してしまうことになるか、
を教えてくれる本があります。
それは、ケイト・スワファーさんの『認知症を乗り越えて生きる ”断絶処方”と闘い、日常生活を取り戻そう』
優秀な看護師として働き、パートナーと息子さんと
暮らしていた49歳のケイトさんにとって、
この病になった絶望は計り知れないものでした。
けれどケイトさんのすごいところは、
認知症になりながらも大学に通い、
認知症の人の権利を守るための団体を立ち上げたりと
活動しておられること。
こちらの本は、誰もの未来の可能性としてある
「認知症」について考えるとともに、
人としての可能性についても考えさせられる、
とても読みごたえのある本なのです。
この本を翻訳されたのは、友人でもある、寺田真理子さん。
真理子さんはうつ病を患っていたとき
ケイトさんのことを知り、
うつ病と認知症の症状が似ていることに気づいて、
実際にケイトさんと会って共感を覚えたことから、
翻訳だけでなく、認知症の方の
「センターパーソンドケア」についても
伝えるようになりました。
私も親戚に認知症の人がいたり、
自分の物忘れのことを考えると、
他人事ではありません。
ケイトさんは
「敬意、親切、忍耐、常識、そして良いコミュニケーションスキル」
が、認知症の方を支援するシンプルな手段、
と伝えています。
これは、普通の人に対しても通じるところですよね!
認知症を知るとともに、
「人ってすごい!」という気持ちになる本、
ご興味のある方は読んでみられてください(*^-^*)
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