秋の夜長、映画を見て楽しんでいます。
先日は、高校生の爽やかな恋愛を描いた「君に届け」というのを見て、
胸をキュンキュンさせておりました(笑)。
主人公の黒沼爽子は、
髪型がオカルトヒロインの「貞子」に似ているために、
クラスメイトから敬遠されているけれど、
すごく心が優しくて思いやりに満ちた女の子。
そんな爽子の良さに気づいて、仲良くしてくれる女友達や
心を寄せてくれる男子生徒も現われるのですが、
「貞子といるなんて、株が下がるよね」
という陰口を聞いたことにより、
「迷惑になってはいけない」と、
本当は好きでたまらないのに、黙って離れようとする、
というシーンがありました。
これ、数日前のブログで書いた、
「正直に自分を出さない」ということですよね。
相手を思いやるという気持ちが強いため、
「仲良しでいたい」という気持ちを押し殺して、
大好きな友人に誤解される態度をとる・・・。
そんな態度をとられたら、友人も心が離れざるをえないです。
「本当は大好きなのに・・・」
視聴者は、ハラハラドキドキです(笑)。
そんな爽子を救ってくれるのが、男子クラスメイト・風早の
「おれたちがどう思うかを決めるのは、黒沼(爽子)じゃない」
という言葉です。
相手に「良かれ」と思いやっての行動も、
当人にとっては、「そうしてほしくない」「そんなこと思っていない」
ということだってあるんですよね。
自分に正直になれないことで苦しくなること、
そして正直になることで喜びが生まれること。
そんなことを映画を見ていてしみじみ思いました。
この場合は、「相手を思いやって自分を殺す」ということですが、
逆はどうでしょう。
読者のアリエルさんから、
「他人を傷つけてまでして自分のやりたいことを
優先すべきなのでしょうか?
困ってても助けたくなかったら助けなくていいのですか?
自分が譲らなくては平和が保てないときはどうするべきですか?」
というご質問をいただきました。
アリエルさんは、人を思う気持ち、平和を愛する気持ちが
とても強い方なんだろうな、と思います。
私は、人が行動するときは、
「喜び」の量を両天秤にかけていると思っています。
自分のやりたいことをするという「喜び」と、
他人を傷つけないという「喜び」。
傷つけない、という喜びのほうが重かったら、
やりたいことをやめます。
それは、やりたいことをするよりも、
傷つけないほうが、自分の「幸せ」だからですね。
ただもし、そこに不満があったとしたら・・・。
ちょっと考えてもいいかな、と思うのです。
自分のことより、人のことが大切なら、
自分の行動は、より大きな喜びを選択したことですから、
不満がないはずです。
でも、「本当はこうしたかったのにな」
「こんなにやってあげたのに、感謝もしなくて」
という気持ちが湧いてしまったら、
それは、「自分の本心が傷ついている」のです。
本心は、「これがしたい!」という「喜び」があるのに、
「それをやっては平和が保てない」という「怖れ」によって、
抑えつけられているのです。
「したい」という欲がなければ、何も思わずやってあげられたのに、
欲があるから葛藤する。
でも、それが龍&アニキさんの『サイン』で神様が言っている、
「悩みたい」「迷いたい」「苦しみたい」という、
「人間だからこそ味わえる経験」でもあるのでしょうね。
それで、爽子のように、本心を押し殺して、
窮地に立たされることもあります。
相手は自分が思うように思っていないこともあります。
それで苦しんだからこそ、誤解が解けたときの喜びが倍増しになります。
逆に、自分を押し殺すことが成功して、
「迷惑をかけずにいられた自分が、エライ!」と
思うこともあるでしょう。
自分に正直になってもならなくても、
どうなるかは、「やってみないと分からない」のですよね。
だから私としては、「自分に正直」になるほうがいいなと思っています。
「やる」と「やらない」とどちらの喜びが強いか
正直な気持ちを両天秤にかけて、選ぶ。
そして選んだら、正直になることでトラブルが起こったとしても、
「自分が決めたことなんだから」と、後悔する代わりに、
「じゃぁ、どうするか考えよう」と思ってみる。
そうすると、「喜び」の動機で始めたことだけに、
「喜ぶ」結果を引き寄せるのですよね。
大切なのは、自分が「納得して」やるかどうかだと思います。
「犠牲になっている」と思うのであれば、
もっと自分の本心に耳を傾けて、そうならないで、
もっと幸せになる方法を模索してみようとすることも大切です。
ただ、自分を出したら、すごく否定された経験があると、
「自分らしさを出す」というのが怖くなってしまうこともあります。
でも、これも「訓練」です。
小さなことから「これ、好き」「自分はこれがやりたい」
ということを言って、「いいんじゃない」と受け入れられる、
成功体験を重ねるようにすることで、
「自分らしさ」を伝えることができてくると思います。
または、ちょっとしたことでも「自分、やるじゃん!」と褒めること。
「自分なんて」と思っていると、
「どうせ」と思いやすくなってしまいます。
でも、体をもって、この日本で生きているだけでも、
きっと宇宙じゅうの魂の羨望の的、なんですよね。
だから、もっともっと、自分の本心を聞いてあげて、
本心の求めることを「自分にプレゼント」してほしいなと思います!
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