皆さま、おはようございます!


「狐の嫁入り」の話をご存じですか?

俗に言う天気雨のことじゃなくて、

ズラッと連なる怪火が真夜中の山野に現れるって話。

「怪火の正体は狐の婚礼行列だった」という顛末から

「狐の嫁入り」と呼ばれているのですが…

この話、自分は小さい頃に耳にしたことがあるのですが、

いわゆる夢物語とかではなくて、

街の伝説として残る地域があるのですのよ。

新潟県東蒲原郡津川町(現・東蒲原郡阿賀町)

そんな伝説の街にある駅がこちらでした。
f10020/磐越西線・津川駅

磐越西線・津川(つがわ)駅です!

たしかこの話、

自分は「まんが日本昔はなし」で見たのではなかったかと。

余談ですけど、あの番組は自分にとって、

土曜日のテレビ番組のお楽しみでした。

その後は「クイズダービー」「8時だよ全員集合」に流れるパターンで。

そして土曜洋画劇場、ウィークエンダーへと…

あの頃の土曜の夜は本当に楽しかったです。

もちろん、最大のお楽しみはウィークエンダーの事件再現ドラマね。


阿賀町には「狐の嫁入り」にまつわる資料館があり、

年に一度、大きなお祭りまで催されてるようです。

駅構内にはこんなパネルが貼られておりましたよ。
f10028/磐越西線・津川駅

それと駅前にはオブジェも。
f10021/磐越西線・津川駅

津川駅は東蒲原郡の中心にある駅でして業務委託駅、

駅舎は平成21年に建て替えされました。
f10023/磐越西線・津川駅

こちらは駅前に停まっていたバス。
f10022/磐越西線・津川駅

この色のバスを見て新潟を実感できるのは、

きっと自分だけじゃありませんよね?

真新しい駅舎の津川駅ですが、

構内は基本的に大正2年の津川駅開業時から変わっていなさそうです。

変化したといえば、昭和50年代に跨線橋が設けられたぐらいかしら?
f10024/磐越西線・津川駅


津川駅は島式ホーム1面2線構造です。

f10026/磐越西線・津川駅


f10027/磐越西線・津川駅
保線車両が留置されている側線も気がかりでしたが、
それ以上に気になったのがホームの待合室です。

待合室の真ん前に、どなたかが立ち尽くされてるようでして…

キツネ?
e09086/青春18きっぷ旅

いやいや、彼はオコジョのオコジロウくんでしたの。
オコジョは北海道から本州中部に生息するイタチ科の生き物で、

オコジロウくんは磐越西線で運行されるSL「ばんえつ物語号」

キャラクターも努めてますのよ。

SL「ばんえつ物語号」は給水のため津川駅に停車することから、

津川駅のホーム上にオコジロウくんの家が建てられたらしい。
e09100/磐越西線・津川駅

オコジロウくんの家の中はこんな感じ。
e09101/磐越西線・津川駅

なお、オコジロウくんの断りなしで家に出入り出来ます。

ここはあくまでも津川駅ホームの待合室、当然か。

オコジロウくんのことは以前にもブログで書いてますので、

ぜひチェックくださいね。 → ポチッ とな。
それにしても、「狐の嫁入り」伝説といい、オコジロウくんの家といい、

津川駅は物語を仕立てるのが上手な駅だと感じました。

津川駅が関わる話といえば、

自治体から国鉄に持ちかけられた、こんな陳情話があったようです。

かつて、新発田駅と東赤谷駅を結ぶ赤谷線が存在しました。
f1002a/磐越西線・津川駅

赤谷線は有名な赤字ローカル線で昭和59年に廃止されてしまいましたが、

廃止前、赤谷線の活性化のために赤谷駅-津川駅間を繋げるよう

地元から嘆願があったとか。


もちろん、この話は夢物語で終わったのですが、

もし実現してたら、津川駅の風景も変わっていたことでしょうね。
f10025/磐越西線・津川駅


f10029/磐越西線・津川駅

「狐の嫁入り」やオコジロウくんとか、

津川駅には色んな話が渦巻いてますけど、

どの話が一番好きかと聞かれたら…やっぱり赤谷線延伸かな?



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