皆さま、おはようございます!


今年の3月31日にJR東日本・岩泉線が廃線になりました。

平成22年7月末に発生した土砂崩れによって運行を休止、

事実上、そのまま廃線になったカタチです。

4月、6月と、沿線付近をクルマで走る機会がありましたので、

現在の様子をちょっぴりお伝えしたいと思います。


まずはこちら、岩泉線内では最も新しい簡易駅舎を持っていた、

起点の茂市駅にもほど近い岩手和井内駅 です。
e07230/岩泉線

駅舎は現役時代のまま…というか、

現在は岩泉町に本社がある東日本交通

路線バス停留所となっておりますので、

手入れよく利用されておりました。

もちろん駅舎の中を利用することも出来ますよ。


停留所名は「和井内」に改められたらしく、

JR時代の駅名標は外されておりました。
e07231/岩泉線

廃線から3か月が経過した頃の画像ですが、

基本的に線路や駅舎はそのまま、

踏切箇所だけ鉄道施設が撤去されたという感じです。


なお、岩泉線の列車代行バスの任を受け継いだ

東日本交通のバスですが、

なんと、はやぶさカラーなバスなんですよね。

マイクロバスですけど実にカッコいいのなんのって。
e07232/岩泉線


バスの運行本数は鉄道時代と同様で、

決して多い本数ではありませんが、

停留所も増えて、

利用者にはちょっぴり便利になったのかもしれませんね。
e07233/岩泉線


お次はこちら、

山奥の秘境駅としてファンに人気のあった押角駅 です。


こちらは元スイッチバック構造の駅でして、

直進できる駅構造に改められてからは

板切れのホームが1本あるだけの駅になってしまったのですが、

木製のホームが水分を含んでしまって大変なことになってましたよ。
e07234/岩泉線

ホームは腐れかけていて、沿線の駅では一番醜い状態になってました。


所々、腐れてしまって穴が開いてるし…
e07235/岩泉線

3月14日に廃止された仙山線の八ツ森駅・西仙台ハイランド駅が

早々に撤去されたことを考えると、

押角駅も早々に姿を消しそうな予感がします。


かつて大勢の駅マニアが訪れて記帳した駅ノート箱の姿が、

なんとも寂しい押角駅でした。
e07236/岩泉線


そしてラストは、終着の岩泉駅 です。
e07237/岩泉線

こちらも東日本交通のバス待合室として利用されておりますので、

とてもキレイな感じで保守されているんですけど、

やはり感じるのは、人のいない異様な静けさです。
e07238/岩泉線

駅舎の2階は商工会の事務所として利用されておりますが、

この静けさは、

列車代行バスが運行されていた頃にも感じなかったような。


ホームには線路が残っておりまして除草もされているみたいで。

ここに立つ限りは、ここが廃線だとは全然感じられませんでした。

なんだか嬉しいっす。
e07239/岩泉線


以上、廃線後の岩泉線の様子でした。

岩泉線内の駅の駅舎の大部分は

東日本交通の路線バスの待合室として使用されておりますので、

早々に撤去されることは無いと思いますけど、

離れたホーム上に待合室があった二升石駅、

待合室の無い押角駅の処遇が気になるところです。


なにはともあれ、

残された駅施設が有効に利用されることを願いたいですね。
e0723a/岩泉線



押角駅は4月6日に撮影、その他は6月30日に撮影しました。





岩泉線


茂市駅(平成23年10月10日)

岩手刈屋駅(平成23年10月10日)

中里駅(平成23年10月10日)

岩手和井内駅(平成23年10月10日)

押角駅(平成23年10月10日)
岩手大川駅(平成23年10月10日)

浅内駅(平成23年10月10日)

二升石駅(平成23年10月10日)
岩泉駅(平成23年10月10日)