昨日は、京都府立堂本印象美術館と、
開催中の展覧会をご紹介いたしましたが。
本日は、同館のミュージアムショップで、
とりわけ人気の高いという商品をご紹介いたしましょう。
さて、その商品は、上品な包装紙に包まれています。
ガサツな人間であるため、いつもであれば、
ビリビリバリバリと包装紙を開けるのですが。
さすがに、今回はそろりそろりと繊細に開けました。
この包装紙をデザインをしたのは、もちろん堂本印象。
包装紙自体も美術品といえましょう。
さらに、包装紙で包まれた中の箱もまた美術品。
包装紙と併せて、箱も捨てずに取っておこうと思います。
では、この箱の中には何が入っているのでしょうか?
と、それを紹介する前に、まずご覧いただきたいのが、こちらのガラス装飾です。
タイトルは、《蒐核》(しゅうかく)。
堂本印象がデザインしたもので、
彼の身近な素材が使われているようです。
その素材の中には、百貨店の包装紙も使われているとか。
現在は美術館のロビーに設置されており、
いうなれば、同館の顔とでもいうべき作品となっています。
そんな《蒐核》からイメージして制作されたのが、「光る窓」。
その正体は、なんと羊羹です。
作っているのは、金閣寺の近くで昭和の創業より京菓子を作り続ける笹屋守栄。
生前の堂本印象と交流があり、お店の包装紙や化粧箱は、
印象やその弟子であった三輪晁勢・晃久親子が手掛けているそうです。
(ちなみに、三輪晃久さんは現在、堂本印象美術館の館長を務めています)
その縁から、2018年より作っているというのが、こちらの「光る窓」。
店舗では取り扱いは無く、堂本印象美術館でしか買うことのできない逸品です。
そんな「光る窓」の実物を観てみたかったのですが、
現在開催中の特別展“モダンなときめき”にちなんで、
ショップの特製羊羹も特別展限定仕様となっていました。
その名も、「ときめき」(1300円)。
特別展の目玉作品である印象による智積院の襖絵、
《婦女喫茶図》や《松桜柳図》から着想を得たデザインとのことです。
いい意味で、羊羹には見えません。
フランス語の店名のオシャレなパティスリーのケーキのよう。
ちなみに、横から見るとこんな感じです。
あまりに美しすぎて、食べるのがためらわれますが、
ここは心を鬼にして(?)、口に運んでみたいと思います。
これほどまでにクオリティの高いミュージアムの和菓子は、
山種美術館のCafe椿のオリジナル和菓子くらいなものではないでしょうか。
東の山種、西の印象。
いつか頂上決戦をして欲しいものです(←?)。







