もし、芸術家を芸人に例えたら?
もし、芸術家を23区に例えたら?
もっともしっくりくる例えは何なのか。
ただそれだけを真剣に考えてみた新企画「芸術家を例えてみようの会」。
早くも第2弾となる今回は、
芸術家たちをチェーン店に例えてみようと思います。
あくまで僕の主観での例えなので、
皆さまも是非自分なりに例えてみてくださいませ。
モネをチェーン店に例えたら・・・・・
それは、スターバックスじゃないだろうか。
イメージカラーは、グリーン。
世界中(の美術館)に、どこでもあって、
多くのファンがいて、店内(=展覧会内)は常に混雑。
ということで、モネは美術界のスタバです。
ピサロをチェーン店に例えたら・・・・・
それは、デイリーヤマザキじゃないだろうか。
先ほどは、スタバに例えましたが。
印象派の画家をコンビニに例えた場合、
ポジション的には、モネはセブンイレブン。
ルノワールはローソンやファミマになるでしょう。
印象派の画家の中でも、地味目なピサロは、デイリーヤマザキのポジションです。
セザンヌをチェーン店に例えたら・・・・・
それは、ラーメン二郎じゃないだろうか。
モデルに一切動くことを禁じたというエピソードのあるセザンヌ。
その画面には独特の緊張感が漂っています。
唯一無二の存在感といい、例えるなら、ラーメン二郎でしょうか。
マグリットをチェーン店に例えたら・・・・・
それは、ヴィレッジヴァンガードじゃないだろうか。
マグリットの作品の魅力は、ウィットと知的さ。
チェーン店の中でそれに近いのは、
「遊べる本屋」がコンセプトのヴィレヴァンでしょうか。
ローランサンをチェーン店に例えたら・・・・・
それは、銀座コージーコーナーじゃないだろうか。
勝手なイメージですが、ローランサンはお菓子のチェーン店のイメージ。
それも、「スイーツ」ではなく、「デザート」という表現のほうがしっくりくる感じの。
あと、ちょっとした高級感もありますよね。
「フランス」というよりも、「おフランス」という言葉が似合いそうな。
ただの「コージーコーナー」ではなく、
「銀座」を強調するところが、ローランサン的です。
リキテンスタインをチェーン店に例えたら・・・・・
それは、激安の殿堂 ドン・キホーテじゃないだろうか。
ポップアートって、良くも悪くも、
大衆的でちょっとチープさがあります。
それだけでいえば、ウォーホルに例えてもいいような気がしますが。
太くて丸っこい手書き風のフォント、
いわゆる「ドンキ文字」は、リキテンスタインのがしっくりきます。
パスキンをチェーン店に例えたら・・・・・
それは、喫茶室ルノアールじゃないだろうか。
喫茶室ルノアールは、ルノアールと名乗りながらも、
そして、店内のあちこちにルノアールを飾っていながらも、
そこまで、ルノワールっぽさは感じられません。
あの独特の気だるい雰囲気は、むしろパスキンに近い気がします。
デ・キリコをチェーン店に例えたら・・・・・
それは、天然とんこつラーメン 一蘭じゃないだろうか。
デ・キリコの作品の最大の特徴といえば、
画面内に立ち込める孤独感や虚無感、独特の寂しさでしょう。
店の外は行列が発生し、むしろ賑やかな印象なのに、
店内に足を踏み入れた瞬間、味集中カウンターによって、
全員が黙々と食すあの異様な(?)光景は、デ・キリコの世界に通じるものがあります。
ユトリロをチェーン店に例えたら・・・・・
それは、まいばすけっとじゃないだろうか。
ユトリロが描く街の光景はどれも、
人の生活感が感じられず、音も聞こえてきません。
あの雰囲気が、スーパーでもコンビニでもない、
まいばすけっとの佇まいに似ている気がします。
それと、ユトリロの絵って、基本どれを観ても同じ印象。
くわえて、初めて目にするのに、昔から知っていたかのような印象もあります。
それもまさに、まいばすけっと。
カンディンスキーをチェーン店に例えたら・・・・・
それは、おもちゃのハローマックじゃないだろうか。
色とりどりのさまざまな要素で構成された、
カンディンスキーの抽象画は、まるでおもちゃ箱をひっくり返したかのよう。
その例えで言えば、トイザらスでもいい気がしたのですが、
トイザらスよりはスタイリッシュさがなく、かつレトロ感もあるので、
今は無き、懐かしのおもちゃのハローマックに例えてみることにしました。






