ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール・・・と、
街を歩いていると、時に美術界の巨匠と同じ名前のお店に出くわします。
果たして、それらのお店と巨匠との間に関係はあるのか??
気になるようで気にならない。
でも、気にしてしまったら、気になって仕方がない。
そんな疑問を解消すべく、アートテラーは今日も店へと赴く!!
いやー、暑い日が続きますね。
外に出たら数分も経たないうちに、
汗が噴き出してきて、Tシャツはぐっしょり。
許されることなら・・・・・
この彫刻のような格好をしたいくらいです。
って、さすがに下半身まで露出したいとは思いませんが。
ちなみに、この彫刻は、15世紀中ごろの作で、
2本足で立つ裸体像としては、古代以来初となるもの。
作者は、初期ルネサンスを代表するイタリアの彫刻家ドナテロです。
・・・・・とそれはさておきまして。
こうも暑い日が続くと食べたくなるのが、ジェラートですよね。
これまでこの『あなたの街の巨匠たち』シリーズで、
さまざまなジャンルのお店を紹介してきたわけですが、
そういえば、ジェラート屋さんは一度も登場していません。
もしかしたら、美術界の巨匠の名が付くジェラート屋さんもあったりして。
そう思って調べてみたところ、
なんと新宿高島屋タイムズスクエア内にあったのです。
その名も、DONATELLO’S(ドナテロウズ)。
記事の冒頭で彫刻作品を紹介したドナテロと同名です。
さてさて、「ドナテロウズ」はもともと、
カルフォルニアのサンタクルーズにあったお店だそうで。
その共同経営者の一人が、美術学部で彫刻を専攻しており、
尊敬する彫刻家ドナテロにあやかって、店名を「ドナテロウズ」にしたのだとか。
なお、日本第一号店となる恵比寿店がオープンしたのは、1986年とのこと。
その後、全国でフランチャイズ展開を進め、
ピーク時には、28店舗を構えるまでになったそうです。
しかし、現在、ドナテロウズの店舗は、
新宿タカシマヤタイムズスクエアにある1店のみ。
ドナテロは、初期ルネサンス期に華々しく活躍するも、
その後に、ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエロといった、
ルネサンスの芸術家が登場し、すっかりその存在が霞んでしまいました。
初期ジェラート屋(?)であるドナテロウズも、
その後にオープンした数多くのジェラート屋の影響で、
かつてのような輝きは失われてしまった模様。
名は体を表す、とはまさにこのことです。
とはいえ、彫刻家ドナテロもドナテロウズも、その実力は確か。
見た目こそ、華やかさはそこまで無かったですが。
フレーバーも、わりとシンプルなものが多かったですが。
あと、等間隔に並んだキューピー人形が謎でしたが。
現に、新宿高島屋タイムズスクエアのドナテロウズに、
ジェラートを求めるお客さんが続々と押し掛けていました。
せっかくなので、僕もオーダーしてみることに。
3種類のフレーバーを選べるカップをセレクトしました。
(コーンの場合は、2種類選べます)
悩みに悩んだ末に選んだフレーバーは、
山形ぶどうとフランボワーズ、羅漢果ミルクティーの3種。
どれも率直に美味しかったです。
今風のジェラートというよりは、
昔懐かしい王道のジェラートといったところ。
ジェラート界のルネサンスです。
<お店情報>
ドナテロウズ 新宿高島屋タイムズスクエア店
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 新宿タカシマヤ12F
定休日:新宿タカシマヤに準ずる
営業時間:11:00~23:00
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