巨大恐竜展2024 | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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恐竜の夏、日本の夏。

毎年、夏休みシーズンには、

どこかしらの博物館で、恐竜展が開催されています。

今年2024年に開催されるのは、パシフィコ横浜での“巨大恐竜展2024”

福井県立恐竜博物館、福井県立大学恐竜学研究所の監修のもと、

国内外のミュージアムより、約100点もの恐竜や古生物の標本が集結しています。

 

 

 

会場に入って、まず目に飛び込んでくるのは、トゥリアサウルス。

 

 

 

その全長は、約20m。

巨大化の先駆けともいえる恐竜とのことです。

下から見上げると、首の骨が鉄骨で補強されていました。

もはや骨格標本というよりも、ちょっとした建造物です。

 

その目の前に展示されていたのは、ステップマンモス。

 

 

 

体重は、約20トンとのこと。

現在、地球上に生息するゾウのおよそ2倍の体重です。

こんな巨大な生物が当たり前に生活していただなんて!

情報としては当然、知ってはいましたが、

実物の骨格標本の大きさを目の当たりして、

改めて、その事実に驚きを隠せませんでした。

 

ちなみに。

展覧会の冒頭ではステップマンモスの他にも、

恐竜以外の巨大な生物の骨格標本が紹介されていました。

その中でとりわけインパクトがあったのが、

大型化した魚類の中でも最大級とされるショニサウルスの頭部。

 

 

 

その見た目は、完全にエヴァの使徒でした。

脳内であのBGMが流れたのは、言うまでもありません。

 

 

 

それと、もう一つ驚きを隠せなかったのが、

史上最大級のアンモナイト「パラブゾシア」の化石。

 

 

 

中でも、本展で展示されている「パラブゾシア」の化石は、

世界最大のアンモナイト化石とされており、その直径は約1.7mもあるそう。

なお、所蔵しているのは、徳島県立博物館とのことです。

世界最大のアンモナイト化石は、なんと徳島県にあったのですね。

 

 

さて、もちろん本展のメインは恐竜です。

“恐竜界の絶対的エース”ティラノサウルスの骨格標本もあれば、

 

 

 

どことなく『怪獣8号』のような見た目のアマルガサウルスや、

 

 

 

まるでちょんまげが生えているようなチンタオサウルスなど、

 

 

 

初めて名前を知った珍しい恐竜の骨格標本も多々ありました。

そんな一見さんの恐竜の中には、こんなものも。

 

 

 

その名は、クライトンペルタ。

映画『ジュラシック・パーク』の原作者、

マイケル・クライトンの名前にちなんで命名されたとのこと。

ということは、ひょっとしたらひょっとすると、近い将来、

映画『ドラえもん のび太の恐竜』の原作者の名前にちなんで、

フジコ・F・サウルスみたいな名の恐竜が誕生するかもしれませんね。

 

また、一般的な恐竜展では、

恐竜の化石や骨格標本が展示されていますが、

本展では、恐竜のロボットも数体展示されていました。

この演出は、特に子どもたちにはたまらないことでしょう。

 

 

 

・・・・・と、これだけでも十分すぎるほど見ごたえがありますが、

本展は、2017年に大英自然史博物館で開催された大好評だった企画展、

“Titanosaur: Life as the Biggest Dinosaur”の国際巡回展でもあります。

 

 

 

その最大の目玉が、今回が初来日となる、

パタゴティタン・マヨルムの全身復元骨格標本です。

名前だけ聞くと、タイ料理のような感じですが、

パタゴティタン・マヨルムは、首の長い竜脚類のうち、

ティタノサウルス類に属する恐竜の名前。

その重さは約57トンで、地球史上最大級の陸上動物とのことです。

 

そんなパタゴティタンの骨格標本が、目の前に現れた瞬間は、

決して大げさに言っているのではなく、飛びあがりそうになりました。

 

 

 

そして、そのあまりに想像を超えた大きさに、もはや笑えてきました。

パタゴティタンに比べたら、冒頭のトゥリアサウルスなんて可愛く思えるレベル。

パタゴティタンの大きさを引き立てるためのかませ犬・・・いや、かませサウルスです。

 

 

 

首の長さやしっぽの長さなど、

いちいち驚いていたら、キリがないのですが、

思わず二度見してしまったのが、パタゴティタンの大腿骨。

 

 

 

この大腿骨だけで、2.4mもあるそうです。

NBAのバスケ選手よりも大きいのかよ。

 

いやはや、圧倒的でした。

これほどまでにバカでかいものを目の当たりにすると、

人は驚きを通り越して、もはや感動すら覚えるようです。

そこら辺のアート作品よりも、よほどアートなのではなかろうか。

ちょっとやそっとの人間の創造力では、

自然が生み出す造形力には太刀打ちできない。

そう、パタゴティタンは教えてくれました。

星星

 

 

ちなみに。

巨大な恐竜でいっぱいの“巨大恐竜展”だけに、

そのグッズコーナーのスペースも負けず劣らず巨大でした。

 

 

 

お子様連れの方は、要注意。

家計への負担も巨大になりそうです。

 

 

 

 

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