」そんな今夜にご紹介する美術展は、
トリックorトリートではなく、トリックandユーモア。
横須賀美術館で開催中の “描かれた不思議 トリック&ユーモア展” です。
11月6日まで。

どんな展覧会は、いわずもがな。
タイトルから想像が付く通りです。
『アッ!』 と驚くようなトリックアートや、
思わず、 『アハハ!』 なユーモア溢れるアートを集めた展覧会です。
出展されているのは、アート界の中でも、
トリック&ユーモアの分野を得意とするビッグネームの作品ばかり。
エッシャーの作品あり (前後期合わせて16点) 、

歌川国芳あり (前後期合わせて5点) 、

福田繁雄あり (4点) 、

そして、マグリットの作品 (3点) あり。
なんとまぁ、僕の好きな作家ばかりではないですか!
そもそも、トリック&ユーモア作品は、僕の何よりも好物。
それだけに、今回の美術展は、もちろん3ツ星・・・と言いたいところですが。

蓋を開けてみれば、まさかまさかの1ツ星。
正直なところ、観賞中、常に頭によぎっていたのは、
「一昨年にBunkamuraザ・ミュージアムで開催された “奇想の王国 だまし絵展” のが面白かったなぁ」
でした。
それでも、自分を騙し騙し、最後まで観賞し終えましたが、
「やっぱり、一昨年にBunkamuraザ・ミュージアムで開催された “奇想の王国 だまし絵展” のが面白かったなぁ」
という感想。
あの美術展と比べてしまうと、
ボリュームもバリエーションも展示品のレベルも、全体的に物足りなく感じてしまいました。
ただ、今回のトリック&ユーモア展での唯一の収穫は、
U.G. サトーさんというアーティストの存在を知れたこと。
佐藤雄治という本名だから、U.G. サトーと名乗るあたりに、独特なセンスを感じます (笑)
《見え隠れのスクリーン》 という作品も良かったですが、
(画像は、こちら)
オススメは、 《蝕まれた箱(日本列島)》 という作品。
虫に食われたような変な形の箱。
それを、とある角度から見ると、あら不思議!

日本列島の形に見えてしまうのです!
驚きとユーモアを、両方味わえる作品でした。
これから、U.G. サトーさんに注目です。
最後に、ある意味で、印象的だった作品を。

歌川国芳の 《としよりのよふな若い人だ》 的な手法で制作された、
作者不詳の 《北国のお化け》 という浮世絵作品です。

国芳のと比べると、クオリティ低っ (笑)
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