驚くべき学びの世界 展 | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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美術を、もっともっと身近なものに。もっともっと楽しいものに。もっともっと笑えるものに。

第二次世界大戦直後。
北イタリアの小さな街レッジョ・エミリアに、
村の人々が戦車や軍用トラックを売り払い、手づくりで始めた 『自分たちの学校』 がありました。
その教育の最大の特徴は、
アートの創造的経験によって、子どもの可能性を最大限に引き出しているところ。
いつしか、そのレッジョ・エミリアでの独自の教育は、
レッジョ・アプローチと呼ばれ、世界最高水準の教育実践として注目を浴びているまでに。

そんなレッジョ・アプローチが、
2000年以降取組んでいる最新の試み・現在進行形のプロジェクトを紹介する展覧会。
“驚くべき学びの世界 展” が、ワタリウム美術館にて開催中です。

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-レッジョ2 驚くべき学びの世界展


『教育』 という、なかなか美術館で取り上げられないテーマの展覧会です。
学校の先生、幼稚園の保育士さん、
教育委員会の皆様に、尾木ママ…etc教育関係の方には、必見の展覧会と言えましょう。
星


では、教育関係ではない方には、どうでしょうか?
子ども好きな方には、
レッジョ・アプローチのワークショップを受ける子どもたちの映像や、
子どもたちの作品が展示されているので、何となく楽しげなはず。
ただ、教育関係でもなく、
子どももそこまで好きではない方 (例えば、僕) には、
かなりビミョ~な展覧会だと思います。


まず、何よりも、肝心のレッジョ・アプローチなるものが、
美術展を全て観たところで、何なのか、よくわからなかったのが、最大の難点。
情報量は、これでもかというくらいにあって、
文字の羅列、参考写真や作品などを全て観るのに重労働。
これに加えて、映像もすべて観た・・・としたら、一体、何時間授業なん?!

「これ、全部観るの、無理…」

と、早々に、一つ目の展示室で、ちゃんと観るのを諦めました。
その後は、何となく観たので、
もちろんレッジョ・アプローチが何だか分からずじまい。
自分のことを棚に上げてるのは、重々承知ですが、
もう少し、わかりやすい展覧会にして欲しかったです。


ただ、何となく観たわりに、
何となく最後まで飽きずに観られたのは、
会場デザインを、気鋭の若手建築家・平田晃久さんが手掛けたから。
これまでにない展覧会の会場デザインで、
しゃがんだり、くぐったり、巻かれたり (?) 、斬新な観賞体験が出来ました。



あぁ、この展覧会を楽しめれるような大人になりたかったです。
これも、すべて、子どもの頃の教育の責任です (責任転嫁)




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