我が家は、何とか地デジ対策完了。
14インチのブラウン管テレビから、液晶テレビへと進化を遂げました。
それに伴って、まぁ、テレビを観る時間が増えたこと増えたこと (笑)
テレビから遠ざかっていた原因は、小さなテレビにあったようです。
と、そのため、遠ざかっていたものがもう一つ。
それが、映画鑑賞。
昔は、毎日映画を観るほどだったのに、
ここ数年は、この “こちトラも自腹じゃ!” 企画以外では、観ていませんでした。
しかも、この “こちトラも自腹じゃ!” 企画で映画を観ること自体も、最近は無く・・・。
気づけば、昨年11月に、 『裸のマハ』 を観て以来、映画から遠ざかっていました。
ありゃりゃ。。。
ということで。
だいぶ前置きが長くなりましたが、
半年以上ぶりに、美術映画をワイド画面で (←ちょっとだけ自慢入ってますw) 観賞。
今回も、ゴヤが絡む映画です。

■宮廷画家ゴヤは見た
監督:ミロシュ・フォアマン
出演:ハビエル・バルデム、ナタリー・ポートマン
2006/アメリカ/114分
18世紀末のスペイン。
宮廷画家に任命されながら、権力批判と社会風刺に富んだ作品も精力的に制作し続けるゴヤ。
彼が手がけた2枚の肖像画の人物―裕福な商人の娘で天使のように美しいイネスと、
異端審問を強硬するカトリック教会の神父ロレンソ―が運命的に出会う。
異教徒の疑いで捕えられたイネスを救ってほしいとゴヤに頼まれたロレンソは、
拷問を受け牢に繋がれたイネスに面会し、思わず抱きしめるのだった。 (goo 映画より)
「『宮廷画家ゴヤは見た』をとに~は見た。
すいません。言いたかっただけです。
しかし、原題は、 “Goya's Ghosts”
誰が、この邦題を考えたのでしょうか?
この邦題を聞いて、市原悦子を連想しなかった日本人は、いないはず!
まぁ、それは、さておき。
映画を観進めると、この邦題がピッタリであったことに納得しました。
確かに、この映画でのゴヤの役割は、 “見てるだけ” (笑)
DVDの盤面には、、、

ゴヤの姿がありません!
ここからもわかる通り、この映画の主役は、ゴヤではないのです。
“ゴヤが、どうやって宮廷画家になったのか?”
“宮廷画家であるゴヤが、いかにして宮廷を批判するような作品を描きえたのか?”
そういったゴヤにまつわるストーリーを期待している方は、ガッカリするかと思われます。
ご注意のほどを。
では、この映画の主人公は誰なのか、と言いますと。
ちょっと益岡徹に似ているハビエル・バルデムが演じるカトリック教会の神父と、
ナタリー・ポートマン演じる異端審問に人生を狂わされた美しい娘。
それと、激動のスペインという国そのものではなかろうか。
さてさて。
この映画の見どころは何と言っても、ナタリー・ポートマンの演技でしょう。
何の予備知識もなく、この映画を観たので、
美しい姿のナタリー・ポートマンが登場して、
「あぁ、これは、ナタリー・ポートマンの美しさを堪能する映画なのね」
と、勝手に納得したら、
物語の序盤の方で、拷問を受けてしまうナタリー・ポートマン。
いきなり、ボロッボロ。
その後も、美しくなることはなく、むしろ汚れて行くナタリー・ポートマン。
ネタバレも含みますが、
挙げ句には、老けるわ、肌カッサカサだわ、精神も病んでしまうわ・・・。
“美しかったアミダラ姫は、いずこへ。。。 (泣)”
しかし、それくらい、鬼気迫る演技でした。
単なる綺麗目な女優さんではないですね。
主人公のハビエル・バルデムも、演技が上手い!
特に、ラストシーンは、息をするのも忘れて見入ってしまいました。
全体的には、ゴヤがいる必然性は、よくわからなかったのですが (笑)
ゴヤが、マリア・ルイサ・デ・パルマに、
完成した肖像画を見せるワンシーンは、コントのようで笑えました。
本筋とは全く関係ないですが、ここは、ゴヤはいい仕事したなぁ (笑)
星は、 「5や!」 と言いたいところですが。
3や!
(星3つ)」~映画に登場する名画~
《マドリード、1808年5月3日》
