
“カレル・ゼマン展 トリック映画の前衛 -チェコ・アニメ もうひとりの巨匠-” に行ってきました。
正直、 「カレル・ゼマン?誰それ?」 という感じです。
ちなみに、サブタイトルのチェコ・アニメ もうひとりの巨匠とは、イジー・トゥルンカ (1912-1969) だそうです。
そちらも、誰それ??
チェコのアニメ界には、まったくもって疎いことを自覚しました。
ということで、皆様と一緒にお勉強。
カレル・ゼマン (Karel Zeman 1910-1989) は、チェコ・アニメ界の代表的な人物。

ジュール・ヴェルヌの原作をもとに、
銅版画から着想した斬新な映像を展開した 『悪魔の発明』
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をはじめ、さまざまな工夫を凝らした映画を作り出し、
トリック映画の巨匠と称される人物だそうです。
つまり、チェコの円谷英二と言っても過言ではありますまい。
カレル・ゼマンが作った映像は、youtubeにもそのさわりがいくつも紹介されています。
こんなアニメ映画も作れば、
こんな実写映画も作ります。
CGを使えば、たいていのことが出来てしまう現代とは違って、
創意工夫でファンタジーの世界観を、映像化しないといけない時代。
上の映像作品なんて、
『ジュラシック・パーク』 と比べてしまうと、クオリティはどうしても劣りますが。
その映像から伝わってくる創意工夫と努力は、『ジュラシック・パーク』には負けません。
人間の想像力は、無限なのだと感服すらしたほど。
美術展会場では、そんなゼマンの映像は、もちろんのこと。
ゼマン映画のポスター (下は、《王様の耳はロバの耳》)や、

ゼマン人形アニメ映画で使われた本物の人形 (下は、《鳥の島の財宝》)、

ゼマン映画のデッサン (下は、《プロコウク氏シリーズ》)

などが、展示されていました。
カレル・ゼマンを知っている人なら、
テンションが上がったのでしょうが、知らないと。。。
僕は、知らない状態で行ったので、
「あ、何かあるね」 くらいの感想しか持てませんでした。
これは、カレル・ゼマンがどうこうではなく、知らなかったということが一番の要因。
ですから、たぶん、プリキュア展とかあって、
万が一行ったとしても、プリキュアを観てない僕は、今回と同じような感想を持つのでしょう。
てなわけで、

1ツ星。
関連の展示品はともかく、
本領である映像作品は、どれも楽しめましたが、中でも一番楽しめたのは、
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カレル・ゼマンの70歳の誕生日を記念するドキュメンタリー短編映画 「カレル・ゼマンと子供たち」 。
この映像を観たことで、いかに彼の作り出したトリックが素晴らしいかがわかりました。
(映像作品では、もちろんトリックのネタバレがないので)
ただ、これは、カレル・ゼマン本人制作の映像作品ではないんですよね。
これを一番面白がられたのでは、カレル・ゼマンさんは複雑でしょうね。。。
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