様々な美術展を格付け (勝手に!) してきた観シュランガイド2011。
今回で、めでたく100回目となります!
おめでとう!
ありがとう!
誰も言ってくれないでしょうから、自作自演乙です。
せめて100回目くらいは、
おめでたいイメージの美術展を訪れようということで…。

Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の “花の画家 ルドゥーテ『美花選』展” に行ってきました。
薔薇をはじめ、たくさんの花、
そして、ブーケの絵に囲まれて、何となく祝福された感を味わいました (笑)
こちらの美術展は、
実に、Bunkamuraザ・ミュージアムでは3度目となるルドゥーテ展。
・・・と言われても、
「ルドゥーテ?フルーチェ???」
という方が大半でしょうから、
まずは、ルドゥーテについての簡単な紹介から。
ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ (1759~1840) は、
マリー=アントワネットの蒐集室付素描画家の称号を得た植物画家。
《ロサ・インディカ・フラグランス》

このような植物学的正確さを踏まえながらも、
芸術性をも備えた花の姿 (特にバラ) を描いたことから、
「花のラファエロ」 と称されたほどの画家です。
今回のルドゥーテ展では、
そんな彼の最晩年の傑作集である 『美花選』 全作品を中心に紹介されています。
《バラ/『美花選』より》

《イチゴ/『美花選』より》

《バラ、アネモネ、テッセン/『美花選』より》

彼が厳選した美しき花や果物、ブーケなど、
144枚の植物画が収録された 『美花選』は、まさに、ルドゥーテのベストofベスト盤。
その全てが見られるこの美術展も、ルドゥーテ展のベスト盤と言えましょう。
さてさて、僕としては、初となるルドゥーテ展。
観てみた上での率直な感想は、
「図録でいいや・・・」
花を愛でる習慣がない僕ですら、純粋に綺麗だと思いましたし、
実は点描法で描かれている花の姿は、純粋にアートとして素晴らしいと思いました。
が、いかんせん、もともとが図鑑に描かれたもの。
手に取って、パラパラと眺めるくらいが、ちょうどいいのでしょう。
版画作品ですから、実物でないと綺麗さが伝わらないわけでもなし、
その上、図録が1500円と、お手頃価格でしたし、
“図録でいいや” 感は、強まる一方でした。
とは言え、花の匂いを会場に充満させたり、
ルドゥーテの貴重な水彩画の展示コーナーだけは、デザイナーに演出させたり。
随所に、美術展ならではのこだわりの展示方法が見られました。
やっぱり、目を凝らしてでも、美術展に行くべき?!

それでは、本日は、こちらの曲でお別れしましょう!
(注:美術展とは、直接的には何ら関係ありません)
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