こどもの情景-戦争とこどもたち | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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東京都写真美術館のコレクション展に行ってまいりました。

年間を通じたテーマを設け、3期に渡って行うのが、毎年の恒例。

今年も、それに基づいていました。


2009年のテーマは、 「旅」 (例 http://ameblo.mom/artony/entry-10282861214.html

2010年のテーマは、 「ポートレイト」 (例 http://ameblo.mom/artony/entry-10557617984.html


そして、2011年のテーマは・・・


「こどもの情景」



5月から12月にかけて、

19世紀の写真黎明期から現代までの様々な “こどもの情景” 写真を紹介するそうです。

子供好きの方 (健全な意味で!) 、必見のシリーズと言えましょう♪



さて、そのシリーズ1弾目となるのが、


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-こどもの情景



“こどもの情景-戦争とこどもたち” です。

戦中から戦後の時代を中心に、

W.・ユージン・スミス、ロバート・キャパ、土門拳をはじめとするドキュメンタリー写真家たちが、

子供たちを被写体に選んだ写真が約160点ほど紹介されています。

残念ながら、渡部陽一さんの写真はありませんでした。


W.・ユージン・スミスの 《楽園への歩み》 に始まり、


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-楽園への歩み



沢田教一の 《安全への逃避》


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-安全への逃避



など、有名な作品から、初めて観る作品まで。

地域も時代もバラバラな戦争写真が、多岐にわたって展示されていました。

それにより、いかに、絶えず人間が戦争を起こしているのか。

深く考えさせられました。


美術展を観ているという感覚ではなく、

重いドキュメンタリーを見せられているような感覚。

写真作品をアートという目では観れず、もはや報道でした。

星



中には目を背けたくなるような作品もありましたが。

こどもの情景ということもあって、

戦争の影が差している中でも、元気いっぱいな子供が映し出された写真も数多くありました。

“こども=希望” という感じです。



特に印象に残った写真が、こちら。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-コッペパンをかじる



熊谷元一の 《コッペパンをかじる》

コッペパンをかじるのに必死な表情は、切なくもあり、可笑しくもあり。

何だか小さなことで悩む自分が情けなくなるくらいに、元気が貰える一枚です。




そして、もう一点。

田沼武能の 《ペコちゃん人形の持つミルキーを狙う戦災孤児 東京、銀座》


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-ペコちゃん人形の持つミルキーを狙う戦災孤児



“ぺ・・・ペコちゃん???”


ペコちゃんに何があったのでしょう?

ペコちゃんというよりは、クレヨンしんちゃんです (笑)

「ミルキー、食えば?」 と言ってる気がします。





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