「ねーねー、口をこうやって (※下記写真) 、 『金沢文庫』 って言える?」
「言えるよ!」
「じゃあ、言ってみてよ」
「いいよ。かなざわうんこ」
「あー、こいつ、うんこって言った!」
「言ってないよ!」
「じゃあ、もう一回言ってみてよ」
「うん。だから、かなざわうんこ!」
「また、うんこって言った」
「言ってないもん (泣) !かなざわうんこ (泣) !!」
・・・でお馴染みの金沢文庫に行ってきました。
(↑そうお馴染みでもないし!前フリ長いし!)
現在、こちらのかなざわうんこ…もとい、金沢文庫では、
“運慶 -中世密教と鎌倉幕府-” が開催中です。
3月6日まで。
運慶と言えば、東大寺南大門の金剛力士像で知られる日本を代表する彫刻家。
しかし、そこまで有名な運慶ながら、
彼の真作とされるものは少なく、数えるほどしかありません。
今回の運慶展では、そんな貴重な運慶の真作が、集結しているというのです。
これは、アートテラーとして、金沢文庫まで、足を運ばないわけにはいきますまい。
・・・というわけで、期待に胸を膨らませ、運慶展の会場へ!
そして、そこで待っていた光景とは?!
“・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・会場、狭っ!”
金沢文庫と言うネームバリューから、
もっとドーンとしたイメージを抱いておりました。
が、目の前に広がっていたのは、学校の教室2部屋分くらいのフロア。
さらに、
『本展覧会では、その数少ない運慶の仏像を一堂に会します。 (公式HPより) 』
と謳っていたわりには、いらっしゃった運慶作の仏像は、たったの7体。
それほど運慶の仏像は貴重で、集めるのが大変なのが重々承知ですが。
それでも、 “一堂に会す” というほどの数では、、、
親戚が一堂に会す法事で、7人しか集まらないってことはないですし。
![]()
告知に煽られて、期待値が上がってしまっただけに、1ツ星。
とは言うものの、仏像単体を切り取ってみると、
やはり金沢文庫まで観に行くだけの価値はあった気はします。
まず、何と言ってもスゴかったのが、
チラシにも使われている 《大日如来坐像》
「この人についていけば、間違いなし!」 と、
一目で思わせてくれるようなオーラを放っていました。
さすが国宝。
彫刻として冷静に観ても、
顔の表情の造形や、服の襞の表現など、非凡なものをヒシヒシと感じます。
で、何が一番スゴイのかと言えば、これが運慶のデビュー作であるということ。
20歳そこそこで、こんなにもベテランの味わいを感じさせる逸品を作り上げてしまっています。
おそらく、当時、 「仏師界に期待の大型新人現る!」 というトピックが世を賑わせたに違いありません。
続いて、 《不動明王立像》
先ほどの 《大日如来坐像》 が、静のイメージならば、
こちらの 《不動明王立像》 は、動のイメージです。
先ほどの 《大日如来坐像》 が、保健室の先生のイメージならば、
こちらの 《不動明王立像》 は、校門の前に立っている体育教師のイメージです (笑)
思わず背筋がシャンとなるような怖モテなオーラが、ブイブイ漂っていました。
ただ怖いには怖いのですが、
お顔は、若干NHKの元アナウンサーの堀尾正明さんに似ているような (笑)
そして、もう一点紹介したいのが、 《毘沙門天立像》
“今にも動き出しそうな” という形容詞がピッタリな像。
左手に持っている何かを、今にも差し出してきそうです。
「喰うか」
と。
あの中に、飴とかクッキーが入っているのでしょうね。
もしくは、
「買うか」
と。
掘り出し物だから、1万円位でどうだと。
もしくは、
「あるよ」
と。
キムタクか松たか子が、この何かを注文したのでしょう。
ちなみに、この画像ではわかりませんが、
この毘沙門天の足元に、踏みつけられている餓鬼がいます。
そのユーモラスな表情は、何とも言えない味わいがあります (笑)
こちらも、ある意味必見です。
ランキングボタン。下にあるよ。





