宮廷の名宝―明治から大正へ | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

美術を、もっともっと身近なものに。もっともっと楽しいものに。もっともっと笑えるものに。

新年明けましておめでとうございます



本年も、引き続き、当ブログ、当観シュランガイドを、よろしくお願いいたします。

昨年と同じくらい・・・いや、昨年以上に面白くて役立つ記事を紹介していけるように、頑張ります。



さてさて、記念すべき2011年一発目は、

お正月らしく、こちらに行ってまいりました!


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-明治神宮



明治神宮です。


ここで、まずは、初詣。

今年のブログのヒット祈願をしなくてはなりません(-人-)



・・・・・・のはずだったのですが。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-明治jングう



到着後すぐに、毎年初詣客1位を誇る明治神宮の実力を思い知らされました。

とにもかくにも、人が多い!

“世の中の参拝客という参拝客が集まっているのでは?” と疑いたくなるほどの人だかり。

本殿に行くまでに、30分以上はかかるそうです。



・・・・・・・・。



それを聞いて、あっさり詣でるのを断念しました (笑)


まぁ、毎年、初詣は、空いてから行く主義なので。

スーパーのレジも、忙しい時は、レジのパートさんもイライラアセアセしがちですが、

空いている時に行けば、レジのパートさんも丁寧で、しかも、場合によっては、袋詰めまでしてくれますからね。

それは、神様もきっと同じこと。

空いている時に行った方が、より願い事を親身になってくれるはずです。




というわけで、明治神宮に行きながら、全く本殿に行かなかったわけですが。

本当の目的地であるこちらには、ちゃんと行ってまいりました。

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-宝物展示室  アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-宝物展示室



明治神宮内にある明治神宮文化館 宝物展示室です。

アートテラー的には、初詣は、神様よりも、やはり美術品なわけです。


さて、このブログ初登場となる明治神宮文化館 宝物展示室は、

平成9年に、宝物殿の別館として、建造された施設。

明治天皇にゆかりの深い品々を、春と秋に特別展という形で展示しているそうです。

現在開催中なのは、

“宮廷の名宝―明治から大正へ” という特別展。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-宮廷の名宝



明治神宮宝物殿開館90年を記念した特別展だそうで、

明治・大正の宮廷文化を物語る品々が一堂に展示されています。

見どころは、何と言っても、今回が初出展となる貴重な品。

90年間も温められていたわけですから、だいぶ貴重です。


その品とは、チラシの右下に載せられている 《御好黒塗花紅葉折枝蒔絵御箪笥》

明治天皇が生涯愛用していた箪笥なのだとか。

これとは別に、蒔絵の豪華絢爛な棚などが展示されていただけに、

この 《御好黒塗花紅葉折枝蒔絵御箪笥》 は、ちょっと地味な感じに映りました。

しかし、それだけに本当に日常で使っていたのでしょうね。

さすがに、キンキンピカピカな箪笥では、なかなか気が落ち着かないでしょうからね。

この箪笥に、明治天皇の人間らしい一面を見た気がします。



他にも、川端玉章や松岡映丘の絵などの美術作品や、

明治天皇が手元に持っていたという 『古事記』 や 『日本書紀』 といったレアな品々まで、

見応えのある品が、多々展示されていました。

何てったって、持ち主が持ち主ですから。

星

狭い会場ながらも、見応えはありました。



ただ、素晴らしい作品が多かったのには、多かったのですが。

今回展示されていた人形たちだけは… (苦笑)

“本当に皇族の方の持ちものだろうか(・・?) ” と目を疑ってしまうものばかり。


例えば、先ほどのチラシの左上に載っている 《犬筥》 という人形。

顔が犬ではなくて、完全に人です!

眉毛あるし!

髪型、真ん中分けしてるし!

何と言うか、都市伝説の類いだと思います。はい。



そして、更なる衝撃の人形が、 《御所人形》

(チラシの裏面左側に載っています)


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-チラシ



皇族の由緒正しい人形と聞けば、そう見えなくもないですが。

この5体並んだ絵面は、リアルに恐いです。

一般家庭にあったら、完全にホラーです。


   ある日、5歳の娘が、どこからか拾ってきたのは、 《御所人形》

   その日を境に、友達とは遊ばなくなり、

   家の中で、5体の 《御所人形》 とだけ遊ぶ日々。

   さすがに気味が悪くなった母親は、

   娘が寝静まった時を見計らって、 《御所人形》 をゴミ袋に入れて、ゴミの集積場へ捨てるのです。

   しかし、翌日、母親は恐ろしい光景を目にするのです。

   そこには、何事も無かったように、 《御所人形》 と遊ぶ娘の姿が・・・・・!



完全に罰あたりですが、

《御所人形》 の前で、こんな妄想をしてしまいました。

今年の僕も、こんな感じです (笑)





今年は兎年、ランキングがジャンプアップ出来るよう、

皆様、ご協力をお願いいたします<m(__)m>
Blogランキングへ にほんブログ村 美術ブログへ