秋の夜長に映画観賞。
ということで、久しぶりにDVDを借りてみました。
今回は、来年の秋に来日が決定した 《着衣のマハ》 も登場する、こちらの映画。
■裸のマハ
監督:ビガス・ルナ
出演:ペネロペ・クルス、アイタナ・サンチェス=ギヨン, ジョルディ・モリャ
1999/スペイン=フランス/95分
19世紀を代表するスペインの宮廷画家、フランシス・ゴヤの名画「裸のマハ」を巡り、
謎の死を遂げた伯爵夫人の裏で繰り広げられる人間模様をサスペンス色&エロティシズム豊かに描いた作品。 ( 「Oricon」 データベースより)
「 『 《裸のマハ》 のモデルは、誰なのか?』
というようなミステリーものを想像していたのですが、ちょっと違いました。
ゴヤの絵のモデルでお馴染み・アルバ公爵夫人
彼女が、突然死!
凶器は、ゴヤのアトリエから盗まれた絵の具らしい。
一体、犯人は誰?
というような、もろ2時間ドラマ風のミステリーでした。
タイトルもわかりやすく、
『アルバ公爵夫人殺人事件』
と、しておいてくれればいいのに。
映画の時系列が、かなり飛び飛びなので、ストーリーについていくのがやっと。
さらには、スペイン宮廷内には、様々な陰謀が張り巡らされており、
誰が誰と手を組んでいて、誰がスパイで、誰がアルバ公爵夫人と敵対関係なのか、
さらっと観ているだけでは、頭に入ってきません。
そんな宮廷ドロドロドラマと並行して、
《裸のマハ》 のモデルにまつわる恋愛のドロドロも描かれています。
モデルと言われるアルバ公爵夫人は、
当時のフランスの流行を取り入れて、陰毛を剃っていたのだとか。
しかし、この絵は、何より、絵画史上初めて陰毛が描かれたことで、裁判にまで発展したことでお馴染みの絵。
“では、この陰毛は、一体誰の??”
と、言わんばかりに、 《裸のマハ》 の陰毛にズームアップのシーンが多いのが目に付きました。
あからさまなエロティックで、萎えました (←?)
というわけで、全体としての印象は、陰謀と陰毛ばかりの映画だったなと。
・・・お後がよろしいようで。
最後に、めっちゃ気になったシーンを紹介。
宮廷内のライバルが、互いに自身の馬を自慢し、
「それなら、どちらの馬が優れているか競おうじゃないか!」 みたいなシーンがありました。
それぞれのプライドを賭け、2頭並べられた馬。そして、号砲。
走りを競う戦いの火ぶたは切って落とされた・・・かと思いきや、いきなり馬が2足歩行させられ、
どちらの馬のが歩けるか対決が始まりました (笑)
何だ、その対決。
ギャグじゃないのでしょうが、あまりの予想の裏切りに、笑えました。
(星2つ)」
~映画に登場する名画~
《裸のマハ》


