没後35周年記念 『棟方志功名品展』  <前期> | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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先日、太田記念美術館に立ち寄った帰りのこと。

ふと表参道の裏路地 (?) に目をやると・・・


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-美術館



おやっ!隠れ美術館 (?) を発見しました!!

自然と足がそちらに近づきます。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-DO!FAMILY MUSEUM



今まで一度もその存在を知らなかったこの美術館。

どうやら、DO!FAMILY MUSEUMというのだそうです。

名前に、 『!』 が入る美術館に初めて出合った気がします (笑)


ちなみに、かなり由来が気になったので、

帰宅後、その由来を調べてみたところ、DO!FAMILYは服のブランドであることが判明。

(女性には有名なブランドらしいのですが、男子は知らないのです)

美術館は、その原宿本店内にある形になります。


現在、こちらでは・・・


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-tirasi



“没後35周年記念 『棟方志功名品展』 <前期> ” が開催中。

ちなみに、後期は11月27日~12月19日まで。

ドゥファミリィのファッションのイメージと、

棟方志功とは、まただいぶかけ離れているような。。。


とにもかくにも、気になる美術館です。

早速、入館料の500円を払って、美術展にDO!してみました。 (←?)



ドゥファミリィの創業40周年を記念して、

長年収集してきたという 「ドゥファミリィコレクション」 の中から、

棟方志功の名品を前後期にわたって展示するという美術展。


率直な感想としては、


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


入口から階段を降りて、

地下の美術展会場に入るなり、あっけに取られました。

これは、美術展ではないでしょう。。。


パテーションの無い、そこそこの広さの1フロアの会場。

壁3面に、特に解説も無く、ただ作品が並べられ、

フロアの中心にある柱に、書籍から抜粋した棟方志功の言葉のパネルが掛けられているだけ。

素っ気ない。実に、素っ気ない。

そこそこの広さの1フロアゆえ、作品数もさしてありません。


「ドゥファミリィコレクション」 を自慢するのは、否定しませんが、

これで500円を取って、美術展と称するのは、いかがなものかと思います。

ほし(星なし)




美術展自体はアレですが。 (←オブラートに包んで表現してみました)

もちろん、展示されていた棟方志功の作品には責任はありません。

美術展はオススメしませんが、

有名どころが、展示してあるので、棟方志功がどうしても好きな方はどうぞ。

今回展示してあった作品を、いくつかご紹介しておきます。


《運命板画柵》


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-《運命板画柵》



こちらは、 「♪ジャジャジャジャ~ン」 でお馴染みのベートーベンの 『運命』 を主題にした作品。

ちなみに、作品に書き込まれている文字は、

ニーチェの 『ツァラストラはかく語りき』 の一節。

日本的なスタイルの作品ながら、実は内容が、かなり西洋的。



続いて、 《華狩の柵》


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-華狩の柵



これぞ棟方志功、という作品。

不思議な温かみがあります。



代表作の 《二菩薩釈迦十大弟子》 も全揃いで展示されていました。

釈迦の弟子10人の中で、僕的に特に注目するのは、この2人。

(美術展では何の説明もなかったので、後日、個人的に調べました)


《阿那律》


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-阿那律



阿那律 (あなりつ)は、お釈迦様の説法中に居眠りをしてしまうという大失態を犯してしまいます。

ここぞという時に寝てしまう…。

その気持ち、わかります (笑)

しかし、彼がスゴイのは、その後。

居眠りの一件を反省した阿那律は、一生寝ないことを宣言。 (←何と極端な!)

自らに課したルールを守り、どんなに眠くても寝なかった彼は、目をどんどん悪くしていきます。

お釈迦様が 「少しは寝なさい」 というのも聞かず、ついには失明してしまったそうです。。。

反省も、ほどほどに。



そして、もう一人 《阿難陀》


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-阿難陀



阿難陀 (あなんだ) は、釈迦の弟子きってのイケメンなのだとか。

言い寄ってくる女性は数知れず。

そのため、何度も女難の憂き目に遭い、悟りを開くまで年月がかかったそうです。

ふ~ん、イケメンって大変なんですね( -_-) (←遠い目)





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