大哺乳類展-海のなかまたち | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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国立科学博物館の、 “大哺乳類展-海のなかまたち” に行ってきました。

会期は、9月26日まで。


キャッチコピーは、


「上野にクジラがやってくる!」



・・・・・。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-シロナガスクジラ



“・・・すでに、いるじゃん!” というのは、禁句なのでしょうね。



さてさて、6月13日まで、

同じく科博で開催されていた “大哺乳類展-陸のなかまたち”

そちらは、あまりに面白かったので、

アートとは、ほぼ関係ない展示ながら (笑) 、3ツ星を付けてしまいました。


そして、今回は 「海」 編。

企画展観る前から、一つ懸念していたことが…。


“前回の 「陸」 編が、面白かっただけに、 「海」 編は、どうなんだろう…??

 どう考えたって、陸の哺乳類の方が種類多いから、バラエティ豊かだよなぁ”



海の哺乳類を挙げてみますと、

クジラ、イルカ、アザラシ、アシカ、トド、セイウチ、ジュゴン、ラッコ・・・くらいなもの。

この少ないラインナップで、何とかなるのでしょうか??




結論から、申しますと、何とかなってました。

というか、普通に面白かったです。

ただ、どうしても 「陸」 の方と比べてしまうと、相対的に、2ツ星。

星星

でも、今回の展示も、もう大人な僕ですが、

ためになったね~ ためになったよ~



というわけで、いろいろ紹介したいところですが、厳選して、

僕が、今回の展示で、ためになったことをベスト5形式でお伝えいたしましょう。



第5位 セイウチは…


今回の展示も、様々な骨格標本が展示されておりました。

その中で発見した、セイウチの頭蓋骨に関する、ちょっとした事実。

それは、 “セイウチは、頭蓋骨でも、セイウチ感を発揮している” ということ。

骨になっても、そんなに違和感のない哺乳類は、

セイウチの他にいないのでは、いないのではないでしょうか。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-セイウチ



・・・そのまんまです (笑)




第4位 クジラの仲間には…


陸の哺乳類と海の哺乳類の骨格には、

やはり、それなりに違いがあるわけです。

例えば、歩くことがないクジラやイルカには、骨盤は必要ありません。

(骨盤ダイエットは、出来ないのですね)


ところが、そんな骨盤の骨が、申し訳程度に残っているのです。

それが、こちら↓


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-骨盤骨



イルカの骨格模型の下に、

対になって浮かんでいるケンタッキーフライドチキンの食べ残しみたいな骨が、そうです。

この骨盤骨は、どのクジラの仲間にもあるみたいで。

シャチにも、


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-シャチ



シロナガスクジラにもあります。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-骨盤骨



さすがに、シロナガスクジラのは大きく、サドルのようでした。




第3位 コククジラは…


某団体の皆様が、おっしゃる通り、

クジラもイルカも、大変頭の良い生物です。

それは、間違いありません。


例えば、ザトウクジラ。

その餌の捕まえ方は、天才的です。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-ザトウクジラ



他のクジラと連携して、泡を上手いこと利用して。

漁師さんもビックリな高度な技です。


それに引き換え、コククジラというクジラと来たら・・・。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-コククジラ



海底に口を付けて、カニやエビを泥ごと食べるのだとか。

何て単純 (笑) !!

というか、哺乳類なのですから、

なぜ、ヒレを手のように進化させなかったのか。

なぜ、口だけで、全てを済ませようとするのか。

ザトウクジラを、少しは見習って下さい!




第2位 シャチは…


お次も、食べ物ネタ。

普通に驚いたのですが、シャチは、好き嫌いがあるそうです。

魚だけを食べるヤツと、アザラシなどの哺乳類を食べるヤツに分かれるのだとか。

メインディッシュは、魚or肉ということなのですね。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-シャチ



ちなみに、上の画像は、とあるシャチの胃の中身。

骨になっているのは、アシカやアザラシ・・・。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-シャチの食べたの   アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-シャチの食べたの
(注:同会場の他の展示室で撮った、あくまでイメージ画像です)




第1位 シロナガスクジラは…


今回の展示の目玉は、

何と言っても、全長25メートルのシロナガスクジラ。

当たり前でしょうが・・・


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-シロナガスクジラ



デッカイです!!


いや、それは、もう思ってた以上に。

あまりにでかすぎて、写真に収まりませんでした。

というか、


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-シロナガスクジラ



会場にも収まっていませんでした (笑)

(次の展示室から、尻尾が見えています)


大きなテレビも、この通り、すっぽり (←?)


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-シロナガスクジラ



あまりに大きいので、


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-シロナガスクジラ



正面から観た時、のぞみN700系かと思ったほどです (笑)


そして、そんなシロナガスクジラですが、餌はオキアミ。

「もっと大きいもの食べろよ!」 と忠告したいです。

しかし、食べる量は、ハンパなく、

一日に食べるオキアミの量は、約4万㌧!!


4万㌧って・・・。

オキアミの身になって考えてみたら、脅威の存在です。

今、こうして、ブログを書いている間に、

一体、どれだけのオキアミが、シロナガスクジラに食べられているのでしょうか (笑)



他にも、まだまだ見どころは、いっぱい♪

哺乳類の皆様、是非、会場でご確認下さいませ!



~おまけ~

反則的すぎるほどに、可愛いラッコの剥製。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-ラッコ





陸の哺乳類の皆様、ランキングにご協力のほどを<m(__)m>
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