- 先日、本屋を物色していた時に、
- ジャケ買いならぬ、表紙買いしてしまったのが、こちらの小説。
- ロートレック荘事件 (新潮文庫)/筒井 康隆

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ちなみに、表紙のカバーデザインに使われている絵は、ロートレックの 《ジャヌ・アヴリル》 です。
■ロートレック荘事件
作者:筒井康隆
出版社:新潮社
1990年/222ページ
夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。
ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。
二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。
邸内の人間の犯行か、アリバイを持たぬ者は、動機は。
推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。 (「BOOK」データベースより)
「郊外の洋館に集まった人々。そして、そのメンバーが、一人ずつ殺されていくという展開。
普通の殺人事件を描いたミステリだと思っていると、
最後の最後で、どエライ目に遭います。
いやぁ、筒井康隆を、信じてはいけません (笑)
ネタバレになるので、その部分は伏せておきますが。
このラストは、賛否両論でしょう。。。
僕は、 “賛” ですけども。
純粋に、
「やられたΣ(ノ∀`*)」
と。
読んだ人の中には、筒井康隆さんの仕掛けたトリックに引っ掛からない人もいるでしょう。
が、僕は、アートテラー。
ロートレックについての、ある程度の一般的な知識を持っている人なら、
自滅するように、このトリックに引っ掛かります。
あぁ、悔しい。
ただ、文中でのネタバレ後に、
“ (何ページの何行目) は、こういうことでした” 的な記述が、何度も登場したのには閉口。。。
ちょっと、くどかったです。
せっかく気持ち良く引っ掛かったのに、いつまでも蒸し返されているようで。
そうそう。
本編のストーリーとは、直接関係は無いのですが。
文中にロートレックの作品が登場するたびに、
このように、その絵の画像が記載されているのは、丁寧で嬉しい配慮でした。
ちなみに、このように紹介されている絵は、9枚。
ちょっとしたロートレックの画集としても (?) 楽しめちゃいます^^
小説に仕掛けられたトリックは面白かったですが、
それ以外は、そうでもなく。。。

(星2.5つ)」
~小説に登場する名画~
《アンバサドゥールのアリスティド・ブリュアン》

