絵画の美 ―絵巻・水墨画・琳派― | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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いよいよ、GWに突入キラキラ




・・・と、テンション高く、始めてみましたが。

実際は、別に、これといって何か予定があるわけではありません。

まぁ、いつもの毎日のように美術館行って、

ブログの記事を書いて、寝るだけです (笑)


むしろ、美術館が普段より混雑するのでしょうから、ちょっと迷惑なくらい。。。


「さてさて、なるべく空いていそうな美術館は、どこかな?」 と、

いろいろと調べていたら、是が非でも、今日中に行っておかねばならない美術館を、たまさか発見!

食うや食わずで、駆けつけて参りました。


向かった先は、五島美術館


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-五島美術館



何でも、五島美術館が誇る、あの国宝級の作品・・・

いや、というか、国宝そのものは、毎年GWにしか展示されないのだとか。

しかも、今年の展示期間は、4月29日~5月3日の5日間。

昨日行きそびれてしまったので、1日減って、リミットはあと4日。

それは、もう今日に行くしかないわけです (汗)


そのお目当ての作品とは、 《国宝 源氏物語絵巻 鈴虫二》

《源氏物語絵巻 鈴虫一》 も展示されていますが、

今は無き (?) 二千円札に描かれている方が、より観たかったのです。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-二千円札



というわけで、本物とのご対面。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-源氏物語絵巻 鈴虫



さすがに年季が入っているので、

色は鮮やかではありませんでしたが、筆遣いには、やはり目を見張るものが。

欄干にかけられている布の薄さの表現は、かなりスゴい!

若者風に言うならば (←?) 、良い意味でヤバイです!!

これが観れただけでも、2000円を払う価値があります。

(注:入館料は大人700円です)


《国宝 源氏物語絵巻》 の絵の部分も、当然良かったのですが、

今回さらにそれを上回って感動したのは、詞書の部分。

かな文字って、こんなにも美しいものなのかと♪

流れるような文字の運び。リズミカルな行間。

“書” に、初めて美を感じれた気がします。


ませた中学生が、よく英語の筆記体をマスターしたがりますが、

これからの時代は、是非、美しいかな文字をマスターして頂きたい。



さてさて、実は、GWの期間だけ展示されている国宝がもう一つ。

(4月29日~5月9日展示予定)

《国宝 紫式部日記絵巻》 です。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-五島本第二段



こちらも同じくらいに貴重な作品。

特に、画像の 《国宝 紫式部日記絵巻 五島本第二段》 は、

未だに、緑やピンク色の部分部分の発色が良くて、ため息ものです。



この2つの国宝が観れただけでも十分すぎるほどでしたが、

今回の “絵画の美 ―絵巻・水墨画・琳派―” という展示には、まだまだお宝が!


たくさんありすぎて、どれを紹介して良いやらと悩んでしまうほど。

とりあえず、今回僕が心を惹かれたものを、厳選して3つ紹介するにとどめましょう。


まずは、 “♪すきすきすきすき すき すき あいしてる~”

・・・とまではいかないものの好きになった作品を。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-梅画賛 一休宗純筆



《梅画賛》 という作品。

描いたのは、一休さんこと一休宗純。

梅の木ののびのびした感じもさることながら、

それ以上に、文字がのびのびとしていました。

そののびのび具合に、観ていて心が解きほぐされました。



続きまして。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-光琳蒔絵佐野渡硯箱



こちらの切手にもなった 《光琳蒔絵佐野渡硯箱》

(作品画像はありません。あしからず)

観れば観るほど、意味が分からなくなる (笑) 、妙なデザインでした。


馬に乗っている人が着てる、あの妙な服は何なのか。

周りに描かれている波のようなわかめのような、あの妙な文様は何なのか。

そもそも、馬に乗っている姿を、こんな妙なアングルで描くものなのか。


よくわからないけど、心には残る。

そんな妙なデザインです。



そして、最後は、本阿弥光悦筆伝 俵屋宗達下絵という江戸のスペシャルコラボ作品を。

《鹿下絵和歌巻断簡》


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-鹿下絵和歌巻断簡



文字の配置とか、

余白の取り方とか、

現代にも十分通用するセンスです。

これは欲しいっ!



というわけで、確実に一つ言えることは、

五島美術館に行くならば、今しかありません!

2月とかに行ってる場合ではなかったです (笑)

(2月に訪れた人の記事は、こちら に)

星星

出展数もそう多くなく、会場は狭めくて暗くて、

何より全体的には、地味な感じですが。

それらをひっくるめても、2ツ星。




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