サンシャインシティにある古代オリエント博物館へと行ってまいりました。
ぐるっとパスで行けるものの、
“500円の常設展のために、行くのもなぁ…”
というわけで、基本、足を運ばない場所。
しかし。
現在開催中の
“吉村作治の新発見!エジプト展~国立カイロ博物館所蔵品と~” も、
ぐるっとパスの対象に!
ぐるっとパスを持っていれば、
一般の観覧料 『1400円也』 が、FREEになるのです。
ぐるっとパスが、1部2000円ですから、
これはどう考えたって、行っておいた方が、お得です♪
…と、完全に私利私欲だけで動いたわけですが (笑)
古代オリエント博物館に足を踏み入れた瞬間、
お金が大事なのは、僕だけでなく、博物館側もなのだなと悟りました。
どっちもどっちです。
というのも、展覧会場に入る前から、いきなりの物販コーナー。
“東京展限定グッズ!” など、
様々なPOPで、販売促進をしていらっしゃいました。
結局、僕も乗せられて、一つ買い求めてしまいましたが (笑)
(買ってしまったグッズについては、また後日、別の記事にて)
とりあえず、物欲を惑わす物販コーナーを抜けまして。
いよいよ、会場へ!
…と思いきや、今度は、
吉村作治が絵付けした伊万里焼や、描いた絵画のコーナーが。
吉村先生何やってんすか (笑)
どれにもエジプトっぽい絵が描れていました。
値段は、ぶっちゃけ、そこまで高くはないですし、
品ぞろえは、驚く豊富ですし、
「JCBのギフトカードも使えます」 のPOPもありましたし、
いやぁ、商魂逞しいというか、何と言いますか。
その吉村先生の新たなる一面を新発見のコーナー (?) を抜けると、
ようやく、今回の展示が始まります。
エジプトへの道のりは、まぁ長く、まぁ険しい。
さて、展示会場で、一番最初に出迎えてくれたのは、こちら↓
《復活するオシリス神の像》 です。
このアングルの画像しかなかったので、少々伝わりづらいとは思いますが。
オシリス神は、手足をピンと伸ばし、うつ伏せの姿勢を取っています。
・・・この姿勢が、復活のポーズ??
謎です。
僕の場合、寒い冬、毛布の中から出られなくなった時のポーズがこれです。
もしくは、体育テストの時に、上体そらしをする時にも、この姿勢をしました。
いずれにしても、復活感はナッシングです。
続いて、 《カノポス壺》
何となく、4体が可愛らしく並んでいるので、
「お部屋のインテリとして飾りたい♪」
と思った方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
悪いことは言いません。止めておいた方が、いいですよ。
このカノポス壺。
ミイラを作る際、死体の体から取り出した臓器を入れて保存するための壺。
胃、肺、肝臓、腸をそれぞれ入れておくのだそうです。
これがお部屋に飾ってあったら、きっとサイコキラーか何かです。
この他にも、今回の展示は、ミイラ関係が充実。
中には、鼻の穴から脳を掻き出すための金属棒や、
ミイラを作る際に死体を横たえるための木の台なんかもありました。
それらで、パンチを食らった後に、
今回の目玉である吉村作治先生の大発見のコーナーがあります。
大発見その① 《セベクハトの木棺》
2007年1月。
吉村先生は、エジプト考古学史上初となる夫婦のミイラを発見!
その木棺が、これなのです。
何となく、アルカノイド (=ブロックくずし) っぽい図柄が、
今まで見たことがあるエジプトの棺と違って、だいぶポップな印象でした。
大発見その② 《チャイの人型棺》
2007年10月。
吉村先生は、エジプト考古学史上初となる親子のミイラを発見!
その木棺が、これなのです。
何というか手彫りな感じが、素朴な棺です。
会場では、これらの世紀の発見をした瞬間の模様が、VTRで紹介されていました。
その時の、吉村作治さんの涙に、思わず貰い泣きしそうに。
いやぁ、吉村先生の熱意に、心を打たれました。
研究資金のために、伊万里焼に絵付けして売ったり、
慣れない筆を握って、あまり上手くない絵を描いて売ったり、
成人式でスピーチをしては、新成人にナメた態度を取られたり。
そんな苦難を乗り越えて、この新発見があったのかと思うと、感動もひとしお。
ただ、VTRを見ていて、一つビックリしたことが。
最近あまりテレビを見ないので、
吉村先生のお顔を久しぶりに拝見したのですが。
人生をエジプト考古学に捧げた吉村先生は、
すっかりエジプト人らしい面構えになっていました。
顔も似てくるものなのですねぇ。。。
さてさて、僕もアートテラーの仕事に打ち込みましょう。
この展覧会の評価を、厳粛に下さなければなりません。
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吉村先生の熱意には、大いに感動しましたが。
どう考えたって、これで1400円は高いです。
900円の入場料+500円の研究資金への募金といったところなのでしょう。



